『オーバーロード』のアニメ映画。
原作小説は全16巻で発行部数1400万部。TVアニメはシーズン4まで放送の大ヒット作。
ついに待望の劇場版。でも、どうせうちの近所の映画館じゃやってくれないやろな〜と思ってたら。
なんと公開すると知り。今年2回目の映画館。早速見てまいりました。
今回、劇場特典として原作者・丸山くがね氏の書き下ろし小説が配布されるとのこと。
その話聞いてちょっと嫌でしたw 小説は第1弾、第2弾と上下巻分けての配布。
上巻をもらったら下巻欲しさにもう1回見に行かなあかんやんけ!
流石に上巻だけ持つなんてのは生殺しで我慢できん。欲しいけど欲しくないな〜とドキドキしながら見に行った。
でも、安心してください。配布してませんでした!w
ちゃんと公開日に行かんとダメなんやろな。まぁ、これでグッズに目が眩まんで作品に集中できるというもの。
正直、2回目も観に行くような映画ではないやろうとw
先に映画のレビューをチラホラ見させてもらったが、賛否両論な感じすよね。
初めてのオバロを映画で見る奴はおらんやろうが。
原作を読みアニメを見のファンへ向けた作品で、観客もある程度は寛容な人が来るやろうってとこで、その上での賛否両論。
ちょっと見る前からキナ臭い感じはあったが、とりあえず率直な感想を言うと、面白かったすかね。
まず上映2時間。これ最初知った時はびっくりしたし嬉しかった。2時間オーバーロードを楽しめるなんて贅沢やでw
映画ってことで作画などの品質は高いし、TVアニメの流れで普通に楽しめる、良い作品やったと思う。
ただ、批判コメを見てると、その言いたいことも理解できた。
これはTVアニメでもよく言われてたんですが、とにかく『端折りすぎ』。
映画見た実感ではそんな違和感はないけど、やっぱり原作読んでるとってとこ。
映画の内容は原作小説12巻13巻。本来、聖王国編は上下巻に分かれた結構長い話なんすね。
俺は2時間でびっくりしましたが、原作読んでる人からするとそれでも短い。何なら映画も2部作になると思ってた人もいたくらいなんだとか。
映画はネイアというキャラを主軸に描かれていて、視点が絞られてる。
ただ原作だとアインズやデミウルゴスなど色んなキャラが関わって、もっと複雑な展開らしい。
俺はアニメしか見てないライトなファンなんで、そういう人には特に問題ないとは思うが。
原作ファンには物足りなく感じるんかな。俺もそれを聞くとちょっと原作に興味が湧いてきましたかね。
まぁ、アニメはどうしても尺が足りないやろし、原作とアニメを両方見ればええやん。
後、漫画も新しくスタートしたらしく、そちらに補完を期待しつつ、色んな媒体を楽しめばいいんじゃないすかね。
ただ、俺も一つだけ残念な部分があって。
映画向けのサービス、原作で明らかにされてない新情報が全くなくて。そこはショックだったかな。
オバロは存在は示されてるものの、まだ出てないキャラや設定などの伏線が沢山あるんでね。
2年前に公開されたクロスオーバー作品の映画『異世界かるてっと』やと、原作での重要なキャラ情報がしれっと登場して話題になりましたが。
オバロってちょっと情報が出るだけで「おおっ!」となる面白さや魅力があるから。単独映画でより期待が高まってたと思う。
特に噂になってたのはプレイアデス最後の1人、オーレオールが登場するんじゃないかとか。
でも結局、これと言ったことはなく話は終わっちゃって。聖王国編の映像化だけじゃなく、新情報解禁みたいな。
もうちょい映画の目玉になるような話が欲しかった。そこだけがとにかく残念。
まぁ、作品としては悪いもんでは全然ないんで。
作品に対するお布施だと思って見るのが良いんじゃないすかね。
では、また。
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