遠藤達哉氏のジャンプ+連載。
既刊12巻で3000万部の人気漫画が原作。
アニメは去年劇場版が公開され興収40億と絶好調。
原作は未読ながら、アニメシーズン3まで見てみました。
一大ブームになった本作ですが、いやはや中々。
実際見てみたら、正直、そんなには面白くなかったかな?w
ストーリーは、
スパイ・暗殺者・エスパーが偽装家族を作り、互いの思惑はありながら、家族として暮らしていくコメディ作品。
けっこう話は唐突です。
まぁ、良くも悪くもジャンプらしいような。
見所はやはりアーニャの存在。
皆が夢中になるくらい可愛いのもさることながら、この子、人の心を読むエスパーなんすね。初めて知った。
父母がスパイと暗殺者で互いの素性を知らず、ただしアーニャだけは知ってるという。
なんかすれ違いコントみたい。まぁ、でも、最初は引き込まれたけど、慣れちゃうと特には。
後は地球と違う別世界ってとこ。一応、東西ドイツがモデルで、文化はイギリスっぽい感じ。ヨーロッパごちゃ混ぜのラピュタ的な世界観。
ここは配慮された設定。最近はうるさい奴も多いから。自由対共産ってわけにもいかんし。今風で良いんちゃう?
のめり込むほど面白くはないが、良くも悪くも内容・設定は軽い。
それでいて色々詰め込まれてて。流行るのも頷ける作品やと思う。銀魂とか好きな人はハマるんかな?
まぁ、好みの問題です。第5話で、スパイ組織総出で合格祝いの悪ふざけ見てると、俺はちょっと嫌になったw
鬼滅や推しの子見た後やと拍子抜けにはなる。けっこう子供向けです。
14話みたいに本格的なスパイっぽいアクションもあったり。
そこにアーニャだったりボンド犬が関わったりするのが面白味なんかな。
どっちかと言うと、OPEDみたいな日常コメディみたいな雰囲気の方が好き。
歌は全部良い。髭ダン星野源バンプyama。特に第2期。yamaとか今まであんま好きじゃなかったけど色彩は良い曲やな。
内容はスパイなんかコメディなんか、見進めるたびに微妙に感じる。
というより、行き当たりばったりではあるなw ジャンプらしいというか。バトルもギャグも何でもござれ系。
とはいえ、ギャグ展開も話数を重ねるにつれキレが出てくる。
20話のジョージの話とか好き。夜帳も可愛いですよね。ギャグが結構振り切っててそこは好印象。
24話のアーニャ✕ベッキーも良い。学園モノとしてもキャラが立ってんの多いんでね。
シーズン2ラストは遂にデズモンド登場。最終的なこの家族の着地点が今後どうなるのか気になる展開。やっぱ面白い作品だと改めて思った。
続いてシーズン3。AdoのOPは最高やで!w
作画もヌルヌルして品質自体の向上充実が見れます。
ただ、ジャンルの散らかりも加速。
豪華客船編とか。ジャンプ作品だから、こういうバトル展開も必要なんだろうけど。
見てて、面白くはない!w
ヨルさんが負けないの分かってるし、真剣味が中途半端なんだよな。
ブラックコメディ的なことなんやろけど。
シーズン3最後まで見たが、この作品全体のノリだけはイマイチ受け付けんかった。
総評としては人を選ばない作品やとは思う。
でも、それ故にしっかり話が纏まってない。もう一押し、深い内容にしてほしかったなというのが正直な感想。
劇場版はアマプラ解禁したら見ようかな。
シーズン4はもうええわ。
では、また。
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