おジャ魔女どれみと徒然

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無限の住人について、その存在証明

2017-05-30 03:54:00 | 日本 アクション
ま~た三池監督かよ~、と辟易している人もいるかと思いますけど、この映画ね。
普通に面白かったw 劇場で見る価値あるね。三池監督って時代劇、けっこう合ってんじゃない? 十三人の刺客も面白いって話だもんね。見たことねぇけど。今度借りてみよ。

そして、木村拓哉。キムタクの演技ってよく酷評されるじゃないですか。何やらしてもキムタクだって。衣装もコスプレみたいとか。
でも、今回の映画はその欠点が活きた。欠点と言って良い物か……キムタクはキムタクでしかないということ‼

SMAP解散の境遇、そして辿り着いたこの境地。結局、自分は自分でしかない。見てて震えたわ。
原作を読んだことがないので万次がどんなキャラか知らないんですが、映画の中では万次であり、キムタクであり……

殺陣の豪快さも相まって血みどろで戦う姿が重なってた。万次の過去とキムタクの境遇。確か武士の一分のインタビューで言ってたような、キムタクって武士に対する思いやりが凄く強いらしいじゃないすか。「僕は侍ではなく、武士でありたい」。そういうのも思い出したり。
何の違和感もなく。且つ、鮮烈でした。満身創痍になっても戦う。戦い続けるしかない。この姿。こっからまた新しいキムタクが始まる。そんな予感をさせる演技でした。

主演キムタクもさることながら、今作は配役が絶妙でした。市川海老蔵も好きだな~。
「生きるのに疲れた」。こういう不老不死のキャラを見るといつも思うんですが、不老不死の何が嫌なんだろうね?

めっちゃ羨ましいんだがw 有限だから生きるのが苦しいんじゃないの? 無限だったら、それはそれはヒャッホー‼ ですよw
そういう人間は血仙虫を貰えないんでしょうけどw

戸田恵梨香の鬼強ぶりはちょっと笑った。死にっぷりも。あれって最初から銃を何千と用意しとけば手間が省けたんじゃ……刀で勝ってこその戦いだったんかもせんが。
福士蒼汰も敵役としては若いけど、十分キムタクと張り合ってましたよね。フォーゼからは想像もつかん。良い役者になったな。

ストーリーもアクションも見所があって確かに傑作と言って良い。だけど、この映画……興業的には大失敗らしいw
嘘だろ、おい……何で皆見ないの?w これヒットしないのはどうかと思うわ。不思議。変なの。面白いのに。

特別、悪評があるってわけではないけど、何故か人気は出ないって感じ。何を敬遠する理由があるのやら。これから海外で人気出るかもしんないけど。
キムタクの再出発は前途多難だなw だけど、俺はちゃんと見たぞ‼ 頑張れー‼ おー‼

勝手に応援しておりますw 生きて、戦うこと。キムタクの今の姿をしっかりと目に焼き付けました。
では、また。



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