変異種ウィルスの出現で、行き詰まった感のある政府の対策ですが、改めて素人なりに疑問を挙げたいと思います。
☆ワクチン接種は、本当に高齢者からで良いのか?
重症化する確率が高いのはわかります。しかし、変異種の出現で若年者の重症化率が高まっています。
若者の重症者や死者が増加、変異ウイルスやパーティーが関係か ブラジル
高齢者は自宅で蟄居することが出来ますが、働き盛りの人たちはそれが出来ません。経済活動を意識するなら、無条件で高齢者というのは短絡的かも知れません。
もっとも、医療従事者にさえワクチンが届かない現状では「絶対数の不足」が大きな壁です。
にもかかわらず、「始まったという事実だけを作る」ことばかりにとらわれ、その後の全体の流れは地方任せになっています。八王子市の「先着順」は、あまりにも少ないワクチンの摂取順に困っての苦肉の策に見えます。
☆レストランや居酒屋の時短要請は的を射ているのか?
前にも書きましたが、時短要請で営業時間を短くするよりも、営業時間は変えず来客数(定員)を減らし密を回避する方が有効ではないか。
店舗側でもアクリル板や空調、そして会話を控えてもらったり家族や同僚以外のグループは断るなどとるべき対策はあるはずです。
20時より前なら多人数の宴会を受けることに何の制約も無いのはおかしい気がします。
☆フェイスシールドは意味があるのか?
芸能人のように顔を出すことが仕事上必要である場合はともかく、やはりマスクがよいのではないか。
国会議員は顔より話す内容で勝負しましょう。
☆散歩するときマスク着用は必要か?
新型コロナは飛沫と接触が主な感染経路と云えます。
息は止められないけど、クシャミ・咳・会話さえなければ良いのでしょう。
ましてや屋外で一人でいれば接触はないし、密では無い状況です。
私は、他の人の眼が気になってマスクをしているのですが・・・。
☆PCR検査はなぜ有料なのか?
症状や濃厚接触があり、新型コロナウイルス感染症の疑いがあると医師が判断した場合、PCR検査費用に関しては全額「行政負担」となります。
PCR検査の精度をとやかく言うより、多くの人に検査をして貰い、結果が陰性の人に活躍して貰うことが社会にとって良いのではないか。
兎に角無症状感染者の動きを制限することが、感染拡大を防ぐ決定打になるのではないだろうか。
☆トイレなどで使用禁止になっているハンドドライヤーは本当に感染を広げるのでしょうか?
石鹸でしっかり洗った後の手のしずくに、そんなにウィルスがいるとは思えない。
湿っぽい手でドアノブやエレベーターボタンを押される方が、いやな気がするんだが・・・。
☆マスコミが発表する「感染者数」は本当に一喜一憂する価値のあるものなのだろうか?
これだけ検査数が伸びていないのに、「感染者○○人になりました」というのは意味があるのでしょうか。
1週間前との比較は全体の傾向を知る上で意味があると思います。でも、『100人』と云う数字がどれだけ意味があるのか、よく解りません。検査数(分母)を示した上での数字(あるいは%)も出して貰いたいと思うのです。
自分の町にどれだけウィルスが蔓延しているのか、本当のところ解らない状況です。
何はともあれ、個人も対コロナの戦い方を知らなければいけない世の中になっているのでしょう。