退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

ウィル・スミスの平手打ち

2022年04月22日 05時13分54秒 | 雑感


少し前ですが、ウィル・スミスさんがコメディアンを平手打ちした事件がありました。

 今年のアカデミー賞授賞式の話題を独占したウィル・スミスの平手打ち事件は、2022年4月1日、彼自身が賞を主催する映画芸術科学アカデミー(以下アカデミー)からの脱退を発表し、その申し出をアカデミー側も受理したことで、どうやら一段落ついたようだ。もっとも、アカデミー自身は引き続き今回の事件の調査を続けるようで、その結果は、後日――4月18日と伝えられている――公表されるらしい。
  

ここで件の事件の経緯を簡単に振り返っておくと、3月27日に開催された第94回アカデミー賞授賞式で、長編ドキュメンタリー賞のプレゼンターとして登壇したコメディアンのクリス・ロックが、ウィル・スミスの妻のジェイダ・ピンケット・スミス(Jada Pinkett Smith:以下JPS)をジョークのネタに使い、それにキレたスミスが、壇上に詰め寄りロックに平手打ちを食らわせた、というものだ。
 ロックのジョークは、JPSによる『GIジェーン2』を楽しみにしている、というものだった。『GIジェーン』とは1997年の映画で、デミ・ムーアが演じた、髪を刈り上げて坊主頭にした女性兵士ジェーンの物語だ。JPSのヘアスタイルが、そのジェーンの刈り上げに似ている、というのがジョークの根幹だったのだが、問題はJPSがそのような髪型をしているのは脱毛症に悩まされた結果だったことで、冗談にしてもたちが悪かった。

いまのところ、クリス・ロック氏の処分についての報道は目にしません。

 

揉めごとに対する評価は、どこで線を引くかが大きく左右します。

今回の処分の基準は『手を挙げた』という一線にあったようです。

 


話しは飛躍しますが、今のウクライナ紛争はどうなのでしょう。

双方言い分はあるのだろうと思います。

 

Wikipediaで調べてみると、2001年以降の22年間ですら、29もの紛争が記載されています。

いずれも「人権を守るため」「自国領土を守る防衛戦」などと、自国並びに同盟国を守る戦いのようです。

 

今の世界に侵略戦争は無いのです。少なくても仕掛けた側の論理としては。

 


私の好きなドラマ風にいえば、『真実は人(国)の数だけある!』ということでしょう。

今回のウクライナ紛争では、ウクライナとロシア(プーチン)それぞれに真実があるということです。


『でも事実は一つです』・・・と整君(ドラマの主人公)がいってました。


今回の事実は、『 ロシア軍がウクライナに攻め入って、非戦闘員を含めた多数の犠牲者が出ている 』
ということでしょう。

 

そこで、ウィル・スミス氏の件になぞらえて今回のボーダーはどこに置くべきなのか考えてみました。


独断で考えるならば、それは「どこで戦いが起こっているか」・・・かも知れません。

 

双方のプロパガンダ報道も過激になっているようだし、西側の日本に在住している私には、西側の報道の中に浸かっています。(最近ロシア側の報道を取り上げているニュースもあり、良いことだと思います。)

 

自分なりにこの戦争を判断するとき、歴史に疎い自分は、

『ロシアが国境を越えウクライナ側で戦いを仕掛けている』

という一点のみでロシアを非難したいと思います。

 


破壊されているのは、ウクライナの国土とウクライナの人たちの生活だからです。