大変な事件が長野県で起こりました。
【続報】4人死亡…立てこもり事件 県警「容疑認めている」 逮捕の市議会議長の長男(31)警察官1人殺害した疑い
横溝正史氏の小説を思わせるような凄惨な事件で心が痛みます。
動機などは徐々にはっきりするのでしょう。
殉職をした二人の警官をはじめ4人の方々のご冥福を祈るばかりです。
この一連の報道で、容疑者について当初から各マスコミとも判で押したように「市議会議員議長の息子」という紹介をしていました。
成人容疑者を報道するのに「市議会議員議長の息子」という事実は必要なのでしょうか。
市議会議員を親に持ったことはその人が選択したことではありません。
事後に事件の全容を知る上で必要かもしれないことは理解できます。
しかし、限られた情報の中で、知り得た事実をただ垂れ流すような報道の仕方は私には理解できません。
凶悪犯罪と市議会議長の息子・・・この(報道機関による)結びつけ方に疑問を持つのは、私だけでしょうか。