またまた政治家の不祥事・・・。
神田財務副大臣 過去の税金滞納認め陳謝 “引き続き職務遂行”
記事では神田副大臣は4回の差し押さえを受けたことを明らかにし、「国会議員としての職責を全うするところに比重があり、督促状などの文書については税理士事務所のスタッフに任せていた。業務が多忙で、そういった点を関知することができなかった。税は国民の義務であり、軽んじるつもりはなかったが、管理が行き届いていなかった」と釈明 とあります。
神田副大臣は「これまで政治家としてなすべきことをなしてきたという自負はあるが、引き続き、職務の遂行に全力を傾注する所存だ」と述べました。
「仕事が忙しくて税金を納められなかった・・・」なんて言い訳、世間で通用すると思っているのでしょうか?
2013年から2022年までに4回の差し押さえを受けたようです。
プロの税理士が4回も差し押さえられるなんて、「意図的にシカトしている」としか思えません。
まさか間違って税理士免許が交付されたなんてことはないでしょう。
与党側の議員からも様々な批判があるようです。
鈴木外務大臣
「政治家が政治活動において疑念を持たれた場合、みずからの責任で必要に応じて適切に説明を行うことが重要だ。国民から疑念を持たれないよう神田副大臣がみずからしっかりと説明し、疑念を晴らしてもらいたい」
松野官房長官
「記事が出たあと、私から神田副大臣に対して記事の内容を精査し、責任を持って説明責任を果たすよう指示した。国民から税を納めていただく財務省の副大臣の立場にある者として、自覚を持って説明を尽くしてもらいたい」
塩谷元文部科学大臣
「神田副大臣から電話で連絡があったので、『事実関係を明らかにしてしっかり対応してほしい』と伝えた。報じられた記事について具体的に何が事実で何が間違っているのか、はっきり伝えることが大事だ」
森山総務会長
「徴税業務に影響が出ないようにしなければならないし、本人が『精査する』と国会で答弁しているので、今は政治家としての説明責任を果たすことが一番大事だ」
公明党石井幹事長
「税金滞納は当然、好ましくないことだ。しっかり襟を正して、国会で説明を尽くしていただきたい。政治家の出処進退はみずから決めるものだと思っているのでコメントは控えたい」
先日亡くなられた細田衆議院議長の旧統一教会との関係やセクハラ問題に対する記事が出たときはこのような発言はありませんでした。
そこは問題の内容よりも、故細田博之元衆議院議長と神田財務副大臣との党内における力の差なのでしょうか。
とにかく、大臣・副大臣・政務官は「人格も含めた適材適所」で任命して欲しいものです。