松野官房長官の会見が問題になっています。
“パー券問題”口閉ざす松野博一官房長官 官邸では「アルマジロ」と呼ばれ、国民から「必要ない」苦言も
そもそも内閣官房とは
『内閣の庶務、重要政策の企画立案・総合調整、情報の収集調査などを所管する。』Wikipedia
機関で、その長たる内閣官房長官は
『内閣官房の事務を統轄し職員の服務につき統督する』Wikipedia
為に国務大臣がその任にあたるとのことです。
総理大臣が執務できない時、特に指名の無い時には、「総理大臣代理」として執務にあたることもあるようです。
小渕恵三元総理が脳梗塞で執務不能になったときは、当時の青木幹雄官房長官が総理臨時代理になりました。
それだけの権力者で、尚且つ情報の収集調査を職務としている内閣官房の長官が、
「政府の立場としてお答えを差し控えるべき・・・」とは、いかがなものか。
職務放棄でしか無い。
(内閣官房報償費(いわゆる機密費)だけは自由に使えるのに・・・)
アメリカの「スポークスマン」とは訳が違います。(スポークスマンは閣僚ではなく単なる話しのプロ)
職務を放棄せざるを得ない理由は、記事にもあるように『己の手が汚れている』からであろう。
「腐った蜜柑」は排除すれば良いのだけど、「蜜柑箱が腐っていたら」どうすればよいのだろう・・・などと考えてしまった。