退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

終わらない戦争の行方

2023年12月18日 08時30分11秒 | ニュースより

戦争が終わらないのは誰のせいなのだろう?

国連安保理、ガザでの即時停戦決議案を否決、米国が拒否権行使        12/13ビジネス短


国連総会、ガザでの即時の人道的停戦を求める決議案採択              12/15ビジネス短信


安保理で拒否権を発動したアメリカは戦争規模の縮小をイスラエルに言うのだそうです???
【18日随時更新】米国防長官とイスラエル側がきょう会談


結局、大統領選挙前にユダヤ人票を得たいアメリカは、イスラエルに強く言い出せない。
イスラエルはそんなアメリカの足下を見て、強気に出ている。
「ハマスの殲滅」を謳っているが、彼等の中には『ハマス≒パレスチナ人』なのではないだろうか。

ナチスの愚行は、ユダヤ人に多くの不幸を見舞ったが、そのことと今のイスラエルの行為は結びつけてはいけないと思う。犠牲になっている人々は、当時ナチスを支持した人々ではないのだから。

イスラエルはパレスチナ国家の成立など微塵も考えていないと思える。


イスラエルの人々や、ロシアの人々が全て好戦的がとは思えない。彼等が思想が違うからと云って人々の命を奪うことを良しとする考えではないと信じる。

だとすれば、パレスチナ人やウクライナ人に銃口を向けるイスラエルやロシアの国民の真実はどこにあるのだろうか。それらが多くの部分で我々のそれと違っていることは、国家指導者によるプロパガンダによるものと思えてならない。

唯一イスラエル、ロシア、パレスチナ、ウクライナ全ての人々が否定できないことは、無辜の人々の血が流れていると云うことではないだろうか。

その行為を停止させることに反対をする大国(アメリカ・ロシア)が持つ拒否権は、それら国々に戦争を起こし得る権利を与えているとしか思えない。

 

やはり、ロシアウクライナ戦争の犠牲者(兵士を含む)はロシアが、イスラエルパレスチナ戦争の犠牲者(兵士を含む)の多くはイスラエルとその支持国が生んでいると思える。


人一人を殺しても死刑にはならない、むしろ死刑廃止が世界の潮流となっているのに、ロシアのナチズムからの解放や、イスラエルの人質解放ハマス殲滅は、行き過ぎた行為としか思えない。

 

ナチス政権下のドイツ国民にも、彼等なりの真実があったと思う。
しかし、1世紀近く経った今の評価は、否定される価値観だったと云うことだろう。


ロシアウクライナ戦争とイスラエルパレスチナ戦争は100年後どのように評価されるのだろうか。


戦争の評価は、その時の世界の価値観から生み出されるのだから、ナチスドイツ同様否定的なものであって欲しいと思う。


人の命を軽んじた国の政策は、どんな大義名分があろうと否定されるべきと、300万人の犠牲者を出した先の大戦から感じて(学習して)います。
(当時犠牲になった若者が生きていたら、彼等の子たちが我々の周りに居て、私の掛け替えのない親友になっていたかもしれない・・・などと考えているのです)


勉強不足で歴史や文化、現地の肌感覚を知るよしもない、遠い島国の一ポンコツオヤジの考えでした。