太刀川正樹氏の『大谷英語』という本を読みました。
ミーハーな私は、表紙の写真につられて手に取ってしまいました。
内容は、見開き左ページに大谷選手の近影、右ページに彼のコメントや監督、アメリカメディアの印象的なコメントを英文で紹介し、解説するものでした。
全部で100センテンス紹介されてます。
英語のレッスンというよりは、その時々の大谷選手に対するアメリカ社会の反応が記されており、普段日本のニュースでは知れない部分に触れらることが興味深かったです。
核兵器を表す「nuclear weapon」の「weapon」は比喩的に「強味」「強さ」「魅力」などを意味するとあり、いかにもアメリカ的だなと思いました。
一番印象に残ったところは、
「兵士は精神異常なら戦闘を免除されるが、精神異常であると自分から申し出ると正気と見なされ、続けて闘う事を命令される」という、第二次大戦中の空軍部隊規則22項に由来する『catch22』というジレンマ・板挟みを表すスラング。
大谷選手の去就(フリーエージェント)に対し、「catch17」と文字って表現したとか。
これもアメリカらしいと感心しました。
英語で赤点を取ったことがある私は、読んだ先から忘れてしまってますが、一日一センテンスずつ覚えてみようかな・・・などと思っています。(挫折しそうですが・・・)