感染症法改正案が一部是正されるそうです。
感染症法改正、刑事罰全削除 罰金は過料に―自民・立憲国対委員長が合意
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021012800539&g=pol
きっかけは何でしょう?
麻生氏「甚だ不適切、猛省促した」麻生派議員クラブ問題https://www.asahi.com/articles/ASP1X56Y7P1XUTFK00B.html
麻生太郎副総理兼財務相は28日、「国民のみなさまにも何かとご迷惑やご苦労をおかけしている最中に甚だ不適切。猛省を促した」などと述べ、厳重注意したことを明らかにした。(派閥例会のあいさつで語った。)
公明党の山口那津男代表も遠山清彦・前財務副大臣が銀座のクラブに行っていた問題について、28日の党中央幹事会で、「我が党からこうした振る舞いをする議員を出したことに、国民の皆様に心からおわびを申し上げたい」と謝罪した。
どちらも、国民に向けてと言いながら、身内の会合での発言で、それをマスコミが「国民に向けて発した」ように報道している。
確かに、様々な情報が「公演会」や「会合挨拶」で明らかになり、マスコミが報道して国民に伝えられることは珍しくない。
しかし、これは不祥事発覚における謝罪である。
こんな形で、『私は陳謝した』と云えるのだろうか?
マスコミはそれで納得しているのだろうか?
なぜ、筋を通さないのか、通させないのか?
ただ伝われば良い・・・という考えは、後に言い訳の余地を生む原因となるでしょう。
19日夜NHK放送の「クローズアップ現代+」における二階氏の発言に批判が高まっています。
12人がコロナ感染 二階派“秘書軍団”が「和歌山カラオケバー会食」https://news.yahoo.co.jp/articles/2f53230ec7bf482a71f3c0cff50b3590eb59e972
これが、感染症法改正案合意の一番の原因だったとしたら、甚だ遺憾です・・・(嫌な言い回しだった)
感染症法改正案の内容の精査からではなく、「政治家そのものへの批判や評価」が判断を左右する。
これでは、政権与党は重鎮の顔色伺いに終始するし、野党は与党の揚げ足取りに躍起になる訳です。
そのくせ、政策そのものに対する「客観的評価」はしたがらない。
そして、その政策を左右する人が矢面に立つ総理大臣ではない。
諸悪は、そんな「決定までの仕組み」なのではないだろうか。
どちらにしても、
「事故を起こさないとハンドルさばきに問題があることに気付かない」
ドライバーの運転のように危険きわまりない。
コロナ禍で、感染爆発と医療崩壊が起こってから対策を考える政権と似ている。
ここでも、答弁され続けた『仮定の事柄については返答しかねる』の姿勢は貫かれた。
これは、政権中枢にいる重鎮が『事故を仮定(推測)できないことを証明している』だけのような気がしてならない。
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