次期米国大統領トランプ氏の発言が物議を醸しています。
メキシコ大統領 “メキシコのアメリカ”提案 トランプ氏発言で
トランプ氏がパナマ運河の管理主張、軍事・経済圧力の可能性も排除せず…メキシコ湾の「アメリカ湾」改称も
トランプ氏特有の「敵か味方かの踏み絵」ともとれるこれらの発言ですが、この場面にどう対処すれば良いのでしょうか。
トランプ氏発言の持つ意味を私なりに考えてみました。
まず、『アメリカ人の本音を解りやすく世界に発信した』と云えるのではないでしょうか。
メディア慣れしている氏の行動は、芸人が大風呂敷を広げ笑いを取るそれに似ている気がします。
ジョークと本音の境目をぼかすことで、後で繕いやすくしているような気もします。
(現にウクライナ戦争を24時間で終結させるという発言は、6か月に変わっているようです)
でも、本音であることは間違いない気がします。
また、商売人である氏は、まずとんでもないレベルで吹っ掛けて相手の様子を見る手法を政治の世界でも取り入れているようです。
仕入れ値の数倍もの値を示すが、その後値引きをすることで客を満足させ、実は利益をちゃんと上げている・・・そんな商売人のイメージです。
日本は幇間外交から脱却する良いチャンスだと思う。
目先の「値引き」で満足せず、米国との距離感を改めることは、日本国民や世界各国の指導者の指示を受けやすいでしょう。
また、氏の商売人気質を考えれば、言いなりになることはむしろ軽蔑に繋がり、いうべきことは主張する賢い外交をすることで一目置かれる気がするのです。
その結果、米軍が握っている同盟関係のイニシアチブを文民に取り戻すことができるのではないかと期待できます。
あくまで素人ジジイの妄想ですが、今後の成り行きに注目していこうと思います。
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