森永卓郎氏の『 ザイム真理教 』という本を読みました。
いつも通う本屋さんで、一番目立つところに平積みになっていたので、思わず買い求めました。
内容は、
第1章 ザイム真理教の誕生
第2章 宗教とカルトの違い
第3章 事実と異なる神話を作る
第4章 アベノミクスはなぜ失敗したのか
第5章 信者の人権と生活を破壊する
第6章 教祖と幹部の豪華な生活
第7章 協力サポーターと親衛隊
第8章 岸田政権は財務省の傀儡となった
公的統計や公表資料に基づいた持論は、なかなか説得力のあるものでした。
印象に残ったのは、日本が30年間成長出来なかったことを『消費税を主とした増税によるもの』とまとめられていること。
一千兆円を越える国債という借金は、国の保有資産を考えると、一桁違ってくると云うこと。
保有資産をすぐに借金償還に充てられるとは思いませんが、色々な視点があるものだと思いました。
氏は財務省憎し・・・と、カルト宗教になぞらえて話を進めているので、100%鵜呑みにして良いのか解りませんでしたが、世間一般で云われている見方と違った視点での展開は、新鮮な驚きを持って読み進めることが出来ました。
興味深く読めたので、次は、同じ平積みになっていた同氏の「書いてはいけない 日本経済堕落の真相」を読んでみようと思いました。
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