新内閣が組閣されました。
首相は会見で、旧統一教会について「関係を点検し、見直すことを厳命し、それを了承した者のみを任命した」と説明。「旧統一教会の政策が不当に自民党の政策に影響を与えたとは認識していない」と強調しています。
https://mainichi.jp/articles/20220810/k00/00m/010/417000c
そのためには、旧統一教会という組織が、麻薬同様住民に悪影響を与えるということを認定し、全国会議員との関係を調査発表し、関係のある各議員一人一人に今後の関係を絶つ宣言をしてほしかった。
内閣改造をするには、それなりの理由があると思うが、その理由に今までの政策に対する評価が反映されているのかが解らない(マスコミに出てこない・・・どこかに載っていたら教えてください!)
元々第一次岸田内閣も、前任の管・安倍内閣の評価(総括)が無いまま、『新しい民主主義』という抽象的な文言でスタートしていたと記憶している。
https://www.kantei.go.jp/jp/100_kishida/statement/2021/1004kaiken.html
「私の内閣では」「私が目指すのは」の文言の前に評価がないのが残念だし不思議です。
ロシアのウクライナ侵略やコロナ禍により、国を守ることに対して関心が高まる中、「防衛大臣」は経験者を充てているが「農林水産大臣」は78歳で初入閣。「文部科学大臣」や「少子化担当大臣」も初入閣です。
軍備による国防は従来通りの政策(専守防衛?)で、食料自給や長いスパンでの国のあり方には、新しい考え方を流入する・・・? ということなのだろうか?
だとイイのだが、当選回数からのご褒美ポストだったり、何らビジョンもなく大臣経験を踏むだけのお手軽省庁的な発想だとすれば、残念でならない。(国の未来を決めるのに数あわせは論外です)
現在の食糧自給率は、カロリーベースで37%という低さです。78歳初入閣で、新しいアイディアは生まれるのでしょうか?
(年齢で差別するわけではないが、創造力は若い方が長けている。アインシュタインは25歳で特殊相対性理論を発表しました。)
何かが変わる時、反省あっての新しい政策・組織です。
威勢良く狼煙を上げますが、反省がなければ捨てるべきモノが見えてこない。
捨てるモノを捨てなければ、現場は新たな仕事に振り回され混乱するのではないだろうか。
あくまでも、「実の有る新しい政策が出る」という前提での話しですが・・・。
小父さんから
↓
https://blog.goo.ne.jp/goo221947
一度覗いてみてください。
「聞く力」の耳は永田町の方に向いているのでしょうか。
よく知らない岸田氏の今後を、冷静に注視して生きたいと思います。