退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

取材拒否

2022年07月12日 04時54分33秒 | ニュースより


参議院選挙が終わりました。


結果を見ると、自分がマイノリティーであることを実感させられました。

 

 

気になるニュースがありました。


池上彰氏 自民・生稲晃子氏の「当選インタビュー」拒否を暴露 …陣営が明かした衝撃理由も
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e2dd42768b11f0f4285cf02b5177d0faa44eda0


議会制民主主義では、『異見との話し合いにより双方の妥協点の模索』が大切なのではないかと思います。

つまり、議員の武器は「話し合う力」。

今流行の「聞く力」だけではない。
勿論ディベートで相手を論破することでもない。(それを生き甲斐にしている人も居るようですが)


相手を活かしつつ、自分の意見も採用して貰う。

 

そこで意見を正しく伝えるために必要なのが「自身を伝える語彙力」でしょう。議員の必須条件です。


『陣営の方が生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないからだとおっしゃってました』

池上さんでなくても『???』です。

本人は勉強もせずに「ネームバリューだけ」で1議席を得ようとしていたのか?

訳も解らず「自民党」を選んだのか?

自民党はその程度の人を「ネームバリューだけ」で多数派工作として公認したのか?

議員は知名度があり、人前で物怖じせず話せればそれでいいのか?


百歩譲って「今後勉強をして日本のために働く」としても、テレビ局のインタビューを拒否するのは、『ごめんなさい。勉強不足で解りません。』と言えない(言わせない)からではないか。

都合の悪いことに一切触れない点ではすでに「一人前の議員」といえる !? 


そして、組織票をバックに当選してしまう。 情けなくて仕方がない。

 

自民党は単独過半数を得るようです。


小さなほころびを放置すると、大きな間違いを犯す。(感覚のズレに気づかなくなる)

いわゆる『割れ窓理論』です。


少数派である私の考えですが、有権者は次の国政選挙で「現在の日本」のためだけではなく「5年後10年後の日本」のことも考慮してほしい。

その頃、窓の小さな亀裂が大きな破綻に繋がっていなければ良いと祈るばかりです。

 

 


あえて・・・参議院選挙で考えてみました 3

2022年07月08日 19時51分27秒 | 雑感


立候補者を見てみて、ふと考えた。


自民党と公明党が『○○やります!』というのは、嘘ですね。

長いこと政権与党なのだから、やりたいこと・やるべきことはやってなくてはいけません。
○○やってます』『○○やりました』というのが本当でしょう。


与党は野党に対して、『口だけの野党』的な批判はいけません。政権を取っていないのだから、口だけなのは当たり前なのです。

『政権の安定が必要』といいますが、今が良いのであればそれでいいです。今が良いのであれば・・・。

『アベノミクス』の成果を挙げる人たち、もう止めましょう序盤の成果にしがみついて幻を追うのは。

 


野党は『○○やります!』は、言うだけならできます。財源等その道筋を示してほしいものです。

ただ自民党が悪い・・・というのではなく、与党の良いところと悪いところを整理した方が良いと思います。(不祥事議員などは論外ですが)

 

 

与野党共にそうですが、お互いの意見を聞かないのは、議会制民主主義を支える立場の人としては失格だと思います。

 

また、国政選挙で「地元の利益」を大上段に掲げるのはいかがなものでしょうか。


国会議員の仕事は、『選挙区を代表して日本の未来のために働く』ことだと思います。

公共事業は国全体を考えてのそれであってほしいものです。

 

「地元の利益」は知事さんや地方議員さんに任せましょう。

 

 


大臣発言

2022年07月07日 19時30分34秒 | ニュースより


山際大臣の発言・・・のニュース、知りませんでした。


山際担当相「野党の話は聞かない」発言で大炎上!岸田政権“聞く力”の嘘を身内が暴露
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/307736

 


 「野党の人から来る話は、われわれ政府は何一つ聞かない」


「われわれ政府」ということは、彼だけの考えではないと云うこと?

一党独裁政治の中国のようです。

少数異見にも耳を傾けるのが民主主義の基本ではなかったのか。


人間はどうか知りませんが、議員としてはその資質には問題があると云えそうです。

 

記者の質問を受けて、発言は訂正しなかったとか・・・。

人間が小さいから間違いを認められない・・・と思えてなりません。


発言を訂正しないのは、公務員の無謬性と同じように見えます。

 

そういえば、先日引退したメルケル氏は、間違いを自分の間違いと言える人だったようです。

 メルケル首相発言
「私の間違いだ。国民の許しを請う」ドイツ・メルケル首相、批判受けイースター中のコロナ対策を1日で撤回
https://www.tokyo-np.co.jp/article/93644

日本の政治家には決して見られない人間の大きさでしょうか。
それとも、間違いを認めないその姿勢をを許さない国民性なのでしょうか。


そもそも「間違い」とは思っていない・・・可能性もあります。


独裁だとわかってやっているベラルーシやロシアと違って、実質独裁と同じだと解っていないで行うところに罪が大きい。
(実は解っている確信犯かも知れませんが・・・。)


参議院選挙で考えてみました 2

2022年07月02日 05時19分16秒 | 雑感

参議院選挙で考えてみました。

 

若者の投票行動を妨げる障害とは一体何だろうか。思いつくまま挙げてみました。

①若い政治家が少ない
②若者の声を聴かない
③若者政策のPDCA(Plan‐Do‐Check‐Action)サイクル
④議員が生涯就職の道しかない(引退後復職することがむずかしい)
⑤世論が盛り上がらない・・・世論を構成する大人に教育が成されていない。
    (18歳選挙権でも盛り上がらなかった)
⑥行政とNPOの結びつきがない
⑦国や自治体の審議会に若者枠を設けていない(若者の問題を年寄りが議論している)
⑧被選挙権に実感がなく、ハードルも高い
⑨自分の一票では変わらないという無力感
⑩無知無関心
⑪現生活への満足感
⑫民主主義を体感していない
⑬自分の意見をはっきり言わない文化
⑭教育の不備

 

そこで、『被選挙権』について考えてみました。


まず、被選挙権を選挙権と同じように身近なものにしなくてはいけない。


その問題点の一つに「供託金」の存在があると思います。
 
供託金は、町議会議員でさえ15万円かかる。参議院選では300万円だとか。

供託金は得票が少ないと没収されます。

その理由は、「売名や泡沫候補の乱立を阻止するための制度」とあるが、なぜ乱立はいけないのか。
       


これでは、貧乏人は政治参加するなということではないか?

 


これは、明治33年の衆議院議員選挙法の
  被選挙人は、「日本臣民の男子満三十歳以上」で満一年以上直接国税十五円以上を納める者(但し所得税については満三年以上を納めることが必要)
にも似た制度だと思いました。


ついでに、選挙ポスター掲示板も「全県1区」の参議院選挙では、業者やアルバイトを雇う資金がある候補者だけが貼れるもので、「金」がものを言う選挙の象徴にさえ思えます。

金持ちしか貼ることのできない掲示板を、税金で設置するのもおかしなことです。

掲示板設置費用についての記載がありました。
選挙ポスター掲示板にかかる費用を知っていますか?もちろん、我々の税金です


お金が不足している昨今、値上げに走るのではなく、無駄を省くことも考えないといけません。


こんな金の掛かる制度だから、政党をはじめとする有力団体の後押しがある者や、資産家しか立候補できない。・・・一般庶民の関心は薄れる・・・投票率が下がる・・・のではと思うのです。

 

 

話は変わりますが、
「衆議院議員」と「参議院議員」で立候補できる年齢に違いが有ります。

理由を調べてみると、毎日小学生新聞に載ってました。
それでは参議院議員や都道府県知事が30歳以上であるのに対し、衆議院など他の議員や地方自治体の長が25歳以上なのはなぜでしょうか。総務省によると、参議院は「良識の府」とも呼よばれ「思慮分別(物事をよく考え、判断すること)を衆議院よりもさらに求められるため」だそうです。また都道府県知事は「扱かう地域や事柄がたいへん広く、知識や経験を他の自治体の長や議員より求められるため」ということです。』(原文にはひらがなでルビが打ってありました)


選挙権は18歳に引き下げられました。18歳でも誰が議員にふさわしいか判断できるということでしょう。
議員も「思慮分別」の違いは、年齢よりも個人差である気がします。
いい歳して「女性記者にセクハラ」や「未成年者と飲酒」などその良い例です。

 

常日頃思うのですが、「議員」を対象とした法整備は、議員には無理なのです。

法を作るのは国会議員にしかできないのなら、その草案を第三者が作り国会で審議する。
そして、それをNHKが放送する。

 

これがイイと思うのですが。

 

 

 


6月が終わりました

2022年07月01日 04時29分09秒 | 映画を観ました


6月が終わりました。


先月は17本の映画を観ました。

 

 タイトロープ
 続・激突! カージャック
 私は告白する
 男はつらいよ34 寅次郎真実一路
 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
 ペンタゴン・ペーパーズ

 レインマン


 ザ・シークレット・サービス
 ちょっと今から仕事やめてくる


 スタンピード
 里見八犬伝
 大統領の陰謀
 イージーライダー


 ジャック・リーチャー NEVER GO BACK
 恋に落ちたら
 EAST MEETS WEST

 

外の活動が多くなり本数が減っていますが、ここ数日の暑さが今後続くようだと、部屋に籠もって映画を観る機会が増える気がします。

 


話は変わりますが、NHK『クローズアップ現代』で、是枝監督が韓国で「ベビー・ブローカー」を撮影したことについて取り上げていました。

「韓国映画アカデミー」の存在を知りました。
韓国映画の隆盛は偶然ではありません。今後が楽しみになりました。(個人的にはソン・ガンホ氏の演技が好きです。)


是枝監督が、『60代は成長の年代にする』といわれたことに刺激を受けました。