昨日の続報です。UCLA音声学研究室のWebに追悼ページができていました。もうご覧になった方もいるかもしれません。リンクをいちおう貼っておきます。亡くなってたった3日でこんな立派なページができるのはちょっと不思議な気もしますが、すごい勢いで作業をしているらしく、これを書いているうちにもさらに情報が増えました。
http://www.linguistics.ucla.edu/people/ladefoge/remember/index.htm
昨日書いた、ウェットスーツ姿でサーフボードの写真もあります。今日は音声学の授業の実験セクションの日なのですが、院生インストラクターのEricもちょっと話題に出していました。母音の音声転写の訓練のため、彼のCardinal Vowelを元祖・Daniel Jonesと比べたりもしました。比較したことはありませんでしたが、かなり違います。Ladefoged氏はJonesの弟子のAbercrombieのさらに弟子なんだそうで、いわば3代目。イギリスでは、何代目かということがとても重要なんだそうで、音声学者は自分がJonesから何代目かということを真剣に話すのでびっくりした、とKen先生が授業で教えてくれました。Ericは昨日、(追悼の意味で?)彼が技術指導をしたという(で、さらにJonesがHiggins教授のモデルだという)My Fair Ladyを見たそうです。
私は学部2年のときに、Daniel JonesのCardinal Vowelのテープを聞かされて、まあそれなりに習得しました。その感覚は今でも消えてはいないようです。あそこで音声を聞いて発音して、IPAで記述する基礎を作ってもらったことを、訓練を再び受けてみて、改めてありがたく思います。教えてくれた田村すず子先生は服部四郎の弟子ですから、私もいちおう3代目でしょうか。(比較するとはおこがましい...)
http://www.linguistics.ucla.edu/people/ladefoge/remember/index.htm
昨日書いた、ウェットスーツ姿でサーフボードの写真もあります。今日は音声学の授業の実験セクションの日なのですが、院生インストラクターのEricもちょっと話題に出していました。母音の音声転写の訓練のため、彼のCardinal Vowelを元祖・Daniel Jonesと比べたりもしました。比較したことはありませんでしたが、かなり違います。Ladefoged氏はJonesの弟子のAbercrombieのさらに弟子なんだそうで、いわば3代目。イギリスでは、何代目かということがとても重要なんだそうで、音声学者は自分がJonesから何代目かということを真剣に話すのでびっくりした、とKen先生が授業で教えてくれました。Ericは昨日、(追悼の意味で?)彼が技術指導をしたという(で、さらにJonesがHiggins教授のモデルだという)My Fair Ladyを見たそうです。
私は学部2年のときに、Daniel JonesのCardinal Vowelのテープを聞かされて、まあそれなりに習得しました。その感覚は今でも消えてはいないようです。あそこで音声を聞いて発音して、IPAで記述する基礎を作ってもらったことを、訓練を再び受けてみて、改めてありがたく思います。教えてくれた田村すず子先生は服部四郎の弟子ですから、私もいちおう3代目でしょうか。(比較するとはおこがましい...)