時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

この先工事中

2006年03月16日 | フィールドワークから
週末は雷雨続きの後天でしたが、すっかりいい天気に。まだ空気は冷たいのですが、日差しの強さが違ってきました。思えば日本より道路工事がずっと少ないBloomingtonですが、ここ数日キャンパス周辺の道路の補修をやっている模様。IUの休日を利用して混乱を避けるということのようです。いつも使っている6番のバスは図書館直前で迂回。迂回した先でもまた工事。そちらとは反対方向へ曲がって、図書館へ戻ります。

そこに出ていた「この先工事中」の標識を写真に撮りました。このサイズなら読めると思いますが、MEN WORKINGと書いてあります。「作業中の人がいるから気をつけてくれ」というメッセージでしょうが、“MEN” と明記。私は去年やはり工事現場で初めてこれを発見したとき、「え? これはありなの?」とちょっとどっきり。 なにしろ、SalesmanもWaitressもChairmanもやめようという「言葉狩り」厳しいこの国です。「これは男女両方を含んだcover-termなんです」と言い張れるとは思えません。

1980年代にMen At Workというバンドがありました。あれもたぶんこのテの標識からバンド名を取ったんだと思いますが、まあ、バンド名だし、時代も前だし(オーストラリアだし、ってのは関係ないのでしょうか)。。。

働いていた人は。。。

2006年03月16日 | フィールドワークから
実際の工事現場を確認しました。見る限り、男性しかいません。去年初めてこの表示を発見したときも、やはり男性だけでした。まあ間違ってはいない、のですが・・・ 日本では工事現場、とくに交通整理に女性を見ることは珍しくないですし、こっちでも工事に女性がいることもあるのではないか、と想像するのですが、絶対ありえないのか、休日が空けたらだれかに聞いてみます。

でも、年齢・人種等等による選別同様、あらゆる職業をからいずれの性も締め出してはならない、という建前なんだとしたら、事実上男性しかいなくっても、Menはいかんのではないのか、と悩んでおります。ついでにいえば、日本でも最近は多くなってきましたが、Bloomingtonの市バス、Bloomington Transitの運転手は利用している実感では4割くらいが女性です。