時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

春休み、終わり

2006年03月20日 | Bloomingtonにて
春休みも今日で終わりですが、その間一つだけ、ちょっとしたイベントっぽいものがありました。それはJCC(日本語会話の学生グループ)の会長イワンさんのお宅に行ったことです。彼が先週のJCCで「Spring breakは家で料理する」と言ったところ、副会長の真美さんが「じゃあ食べさせてもらいに行く、暇だからー」と言い、私も「じゃあ、私も何か作って行くよ」といったのがきっかけで、ポトラックパーティのようなものをやることになりました。

7人集まりました。私の他は全員学部学生。私は、ペンネのトマトソースとトルティージャを作って持って行きました。他にはから揚げ・サラダ・親子丼、コロッケ、デザートにアップルパイとなんとも混沌とした取り合わせですが、それぞれ美味しかった。

何をしたかというと、単純に持ち寄ったものを食べて、ビデオゲームをやったり、しゃべったりです。なんだかモノポリーのような、日本のメーカーのゲームをやってた4人は、インドネシア人の2人、アメリカ&日本のハーフ、コリアンジャパニーズ(この2人はアメリカ国籍)。その4人が日本語で話しながら日本のゲームをやっていて、それを日本国籍の3人が見ているという図でした。

とくに選別したわけではないでしょうが、集まった人たちは全員日本語が流暢に話せます。会話は日本語のみ。ここではちょっと珍しいことかもしれません。この7人がなんとなくつながって、この日集まった要因は、国ではなくて、日本語というコトバでした(日本の文化にもまあ関心のある人々ですが)。でもちなみに、私を除くと日本の大学で教育を受けた人はいません。真美さんは「今やっていること(音楽です)を日本語で教わって、どれくらいきっちり理解できるか、確認してみたいから、一度日本の大学に行ってみたい」のだそうです。

遊んだのはこのパーティくらいなもので、あっという間に9日間の春休みが終わってしまいました。何をやってたんだか・・・ 思えば前半は、音声学のグループ実験について、何度か集まって測定&分析の相談をしました。私は慣れているので、音声ファイルをもらった日にさっさと分析を終えてしまいました。残りの音声ファイルと仲間の担当分の分析結果が待ち遠しい。後半はちょっとだけ風邪っぽかったので、警戒しておとなしく家にいました。 

今回こそ自転車で遠出しようと思っていたのですが、これで今学期終了後に持ち越し決定。今後の予定を確認してみると、大変。文法論はMinimalist Programに入るのですが(恐)、取り上げる論文がいちいち長いのです。私が報告を担当するFukui&Takanoは60ページ。教科書でも読むのに何時間もかかるのに、MargeとかDemargeとか、よく分かりませんが怖そうな用語がならんでいて、軽く気が遠くなりました。さらにそれぞれの授業で発表・期末レポート・実験レポート、試験などが控えているので、気を引き締め直さないと。。。 こんなかんじの、つかの間の安らぎでした。