時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

A4?

2011年03月08日 | 
先日、大学で学会投稿用の論文を書いていたときのこと、同じ研究室のウィル(米国人)が来て、何をやってるか尋ねられて説明しました。「この学会は審査のために、発表要旨じゃなくてA4で4ページ分の論文を提出するんだよ」と話したところ、

「A4って何?」

と聞いてきました。LetterとかLegalといった用紙サイズが使用されているのは北米だけで、世界的には、A、Bといった紙を切ったものを使うこと、A4はLetterと近い大きさで、でもちょっと縦が長いことなどを説明すると、「へー、知らなかった」。全くの初耳だったようです。

さらに、「これは審査に通ったら学会論文集に収録されるんだけど、そのとき上下のスペースに学会名などの情報を付けるんだと思う」と言うと、「あー、なるほどー」と合点がいった様子。

・・・ウィルの中では、「Letter sizeの上下をヘッダーとフッターをつけるために長くした用紙サイズがある」という了解がなされ、文書として標準なのはLetter size、という認識は全く動いてないような気がしてなりません。世界標準はA4だ、と言ったんだけど・・・

とはいえ、こちらもすっかりLetter sizeの紙には慣れてしまい、日本に帰ったときにA4の紙を見ると「長っ!」と違和感を感じるようになってしまってます。バックが白なので分かりにくいのですが、同じ文書をLetter sizeとA4にして並べてみました。

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