今日から春学期ですが、昨日まで行っていたアメリカ言語学会(80th Annual Meeting of Linguistic Society of America ニューメキシコ州・アルバカーキ)について、今日から何回かに分けて書きます。
朝4時に家を出て図書館ででっかいポスターを印刷。韓国人の院生Jungsunさんと6:50のシャトルバスでIndianapolisの空港へ。このシャトルどんどん値上げされているらしく現在$25。同じく発表に行った院生のBrianは、往復$50では4日間の駐車場代のほうが安いと、車で往復しました。
飛行機は出発が1時間ほども遅れ、ダラスからアルバカーキの便はかまわず時間通りに出発。乗り換えはぎりぎり。機内では「これからそれぞれのゲートをお伝えしますので、急いでください。ダラスが目的地の方は、乗り継ぎの方が出るまで待ってください」というアナウンスが。客に急げって、そういう問題か?... 私たちはゲート間をかなり機敏に移動したのですが、乗り込んで2分程度で動き出しました。予定通り午後1時ごろ、アルバカーキに到着。ところが、預けた荷物が出てこない。アメリカン航空の荷物受付窓口に列をなしているのは最初の飛行機で見た顔。どうやらトランジットのときに置き去りにされた模様。
「あれには発表用のハンドアウトが入ってるのに~」と困惑するJungsunさん。私はひどい出発の遅れやそれが起きたときの接続の処理も含め、『杜撰だな~、でもこれがアメリカなのかも』とニヤニヤしつつ、「こんな不手際があったら日本の航空会社だったら平謝りですよ~」とうろたえ気味の彼女をなだめていました。問題処理担当の女性は悪びれるでもなく淡々と処理。アメリカ人の女性ですら「態度が悪い。信じられない」とすれ違いざまに私たちにささやいていきましたが、逆に「よくあることなんだろうな、荷物もきっと届くだろう」と思えました。
ちなみに、荷物を同定するために中身を聞かれたのですが、File boxの「l」の発音が悪かったようで、「Fire?」と怪訝な顔をされてしまいました。「発音気をつけなきゃ、Fire boxは危ないですよね」と言うと、「そもそも違法だよ」と笑われました(Fire boxってものがあるのかは知らないが、そういうものがあれば、そりゃそうなんだろう...)。もう飛行機からは離れた場所だからそんな程度で済んだのでしょう。セキュリティチェックや機内でじゃなくてよかった。
空港からはタクシーで学会会場でもあるHyatt Regencyホテル(写真左側の建物)に移動。お昼を食べたあと私は一人で間違って予約したホテルへ。歩いてみるとなんと25分もかかります。しかも、ホテルから通り3つくらいは図書館・裁判所など、きれいな公共の建物があるのですが、そこを越えると突然、けっして豊かには見えない住居地区がずっと続くのです。そこから先の道のりが長く、レストラン(っていうか食堂…)の表示などがだんだんスペイン語になり、中古車店にも“Compra Hoy!” 通り自体は街灯もあって夜もまあ明るいのですが、正直、夜歩くのは危険かも(歩きましたが)。
ホテルはその住宅地をずーっと奥までいったハイウェイの脇にありました。異口同音に「何でそんなところ予約したの?」と聞かれましたが、すぐ隣だと思い込んで予約したのです。自分でもなんで場所を誤解したか、今となっては分かりません。出てこなかった荷物はその日の7時過ぎ、宅急便(FedEX)で指定した場所(ホテル)に届きました。自分で25分歩いて運ばずに済んで、ラッキーだったかもしれません。
到着するまでのどたばたの話で終わってしまいました。続きはまた次回。
(ちなみに今日のタイトルを見てピンと来る方はいらっしゃるでしょうか? 「アメリカ横断ウルトラクイズ」って番組が昔ありましたが、勝ち抜けると「楽しい××行き」っていうフリップや横断幕が現れる、というパターンが多かったように思います。アルバカーキも行き先だったことが確かある。そもそもその記憶がなければ、私はこの街、聞いたこともなかったと思います)
朝4時に家を出て図書館ででっかいポスターを印刷。韓国人の院生Jungsunさんと6:50のシャトルバスでIndianapolisの空港へ。このシャトルどんどん値上げされているらしく現在$25。同じく発表に行った院生のBrianは、往復$50では4日間の駐車場代のほうが安いと、車で往復しました。
飛行機は出発が1時間ほども遅れ、ダラスからアルバカーキの便はかまわず時間通りに出発。乗り換えはぎりぎり。機内では「これからそれぞれのゲートをお伝えしますので、急いでください。ダラスが目的地の方は、乗り継ぎの方が出るまで待ってください」というアナウンスが。客に急げって、そういう問題か?... 私たちはゲート間をかなり機敏に移動したのですが、乗り込んで2分程度で動き出しました。予定通り午後1時ごろ、アルバカーキに到着。ところが、預けた荷物が出てこない。アメリカン航空の荷物受付窓口に列をなしているのは最初の飛行機で見た顔。どうやらトランジットのときに置き去りにされた模様。
「あれには発表用のハンドアウトが入ってるのに~」と困惑するJungsunさん。私はひどい出発の遅れやそれが起きたときの接続の処理も含め、『杜撰だな~、でもこれがアメリカなのかも』とニヤニヤしつつ、「こんな不手際があったら日本の航空会社だったら平謝りですよ~」とうろたえ気味の彼女をなだめていました。問題処理担当の女性は悪びれるでもなく淡々と処理。アメリカ人の女性ですら「態度が悪い。信じられない」とすれ違いざまに私たちにささやいていきましたが、逆に「よくあることなんだろうな、荷物もきっと届くだろう」と思えました。
ちなみに、荷物を同定するために中身を聞かれたのですが、File boxの「l」の発音が悪かったようで、「Fire?」と怪訝な顔をされてしまいました。「発音気をつけなきゃ、Fire boxは危ないですよね」と言うと、「そもそも違法だよ」と笑われました(Fire boxってものがあるのかは知らないが、そういうものがあれば、そりゃそうなんだろう...)。もう飛行機からは離れた場所だからそんな程度で済んだのでしょう。セキュリティチェックや機内でじゃなくてよかった。
空港からはタクシーで学会会場でもあるHyatt Regencyホテル(写真左側の建物)に移動。お昼を食べたあと私は一人で間違って予約したホテルへ。歩いてみるとなんと25分もかかります。しかも、ホテルから通り3つくらいは図書館・裁判所など、きれいな公共の建物があるのですが、そこを越えると突然、けっして豊かには見えない住居地区がずっと続くのです。そこから先の道のりが長く、レストラン(っていうか食堂…)の表示などがだんだんスペイン語になり、中古車店にも“Compra Hoy!” 通り自体は街灯もあって夜もまあ明るいのですが、正直、夜歩くのは危険かも(歩きましたが)。
ホテルはその住宅地をずーっと奥までいったハイウェイの脇にありました。異口同音に「何でそんなところ予約したの?」と聞かれましたが、すぐ隣だと思い込んで予約したのです。自分でもなんで場所を誤解したか、今となっては分かりません。出てこなかった荷物はその日の7時過ぎ、宅急便(FedEX)で指定した場所(ホテル)に届きました。自分で25分歩いて運ばずに済んで、ラッキーだったかもしれません。
到着するまでのどたばたの話で終わってしまいました。続きはまた次回。
(ちなみに今日のタイトルを見てピンと来る方はいらっしゃるでしょうか? 「アメリカ横断ウルトラクイズ」って番組が昔ありましたが、勝ち抜けると「楽しい××行き」っていうフリップや横断幕が現れる、というパターンが多かったように思います。アルバカーキも行き先だったことが確かある。そもそもその記憶がなければ、私はこの街、聞いたこともなかったと思います)