山遊塾With You

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旧中山道ウォーク・桶川宿から熊谷宿まで

2013年11月25日 | ウォーキング

 11月24日に旧中山道の桶川宿から熊谷宿までを歩きました。小春日和のと言うよりも、初夏のような日差しの中を歩き、ずいぶん汗をかいてしまいました。

 桶川宿から熊谷宿までは、JR高崎線と国道17号が旧中山道と付かず離れずでほぼ並行して走っています。桶川の次が北本で、ここの浅間神社にはミニ富士山があって、かってその昔この地には熱心な富士講の人たちがいたんだということが分かりました。

 この北本にも一里塚が残っており、それが線路を跨いだ西側の畑の中にありました。恐らく土地の人さえも分からないのではと言う所に、小さな土饅頭がありました。

 鴻巣宿は雛人形が有名で、雛人形資料館にも立ち寄りました。そして鴻巣の地名の元となった鴻神社を訪ねましたら、七五三の家族で賑わっていました。

 北鴻巣、吹上駅と過ぎて吹上本町交差点で荒川土手に向かい、歌舞伎は白浪五人男の一人、白井権八が登場する熊谷堤の物言い地蔵の舞台となる場所に、その地蔵がありました。

 旧中山道は3kmほどが荒川の土手の上を歩くようになっていて、途中に戦後すぐに来襲したカスリーン台風によって荒川堤が決壊した場所を通りました。

 この権八地蔵はもう一つありまして、昔の久下橋の袂に残っています。私にはこちらが本物だと思っていますが。

 写真は行田駅近く、荒川堤の上にある「荒川決壊の碑」