下町のパンを食べてみませんか?

千住、緑町ゆうやけ通り下町のパン屋パレット

食パンの設計図

2006-01-20 22:30:54 | パンのパレット

食パンを作る考え方。

どんな粉を使用するか?

小麦の中心部分の粉は白く粒子が細かく淡白で窯ノビバツグンです。

欠点?は伸びるが腰が弱く、香りに個性が物足りない点です。

学校の優等生のように良い子(粉)です。

少し外側の粉はノビはイマイチですが、香りには個性があります。

学校の成績が特別優秀とは言えませんが明るく元気な子(粉)です。

そして、伸びる力に個性を持った粉もあります。手のかかる

子供のようですが、巧く個性を出してあげれば誰にも負けない

何かを秘めている子(粉)。

パレットではこれら3種類の粉をブレンドして食パンを作ります。

それぞれの良さを伸ばし欠点を補い、単独の粉では無理でも

三種類の粉ならばできるソフト感とコシの強さ、口溶けを目指しています。

生クリームと醗酵バター、コンデンス・ミルクも十分に個性を発揮していると思います。

        定価 252円(税抜き 240円)

 


スタッドレス・タイア

2006-01-20 20:36:56 | パンのパレット

タイアの重要性はmotoGPやF-1あるいはWRCを見ていると一目両全ですね。

昔のモンテカルロ・ラリーで夜の走行を見ると火花を撒き散らしてコーナーを駆け抜けていました。火花の原因は今は消えたスパイク・タイアの金属突起です。

どんな路面でどんなコンパウンドとカットのタイアを使うかは勝敗を大きく左右する要因です。タイア開発技術者とドライバーの考え方にも興味津津です。

明日、東京の天気予報は雪。

新たに来た車のスタッドレス・タイアはシーズン前に入手しておいたので現状完売の事態にも安心してしています。今晩もこの車は3週連続で新潟に向かいます。

食パンは一見どれも同じように見えますが各パン屋もタイアに負けずに考えて作っているハズです。

柔かいだけの食パンを作るのはパン屋にはそれほど難しい事ではないと思います。難しいのは柔らかさをドコで止めるか・・・です。