下町のパンを食べてみませんか?

千住、緑町ゆうやけ通り下町のパン屋パレット

東京の大雪

2006-01-21 19:36:48 | パンのパレット

明るくなる前から降っていた雪は

夜になっても降り続いています。

似て非なるパンを紹介します。

クルミとラムレーズンを使う点と見た感じは共通していますが、味も食感も

まるで違います。問題点は信じていただけない低価格・・・か?

☆ クルミとレーズンは食パンとデニッシュの中間の甘さ。食感はソフトです。醗酵バターと生クリームを入れてミキシング。クルミの量は想像以上に入っています。誰にでもたべやすいパンだと思います。

☆ クルミとクランベリーのパン。粉、水、塩それに焼成後の薫りを考えた酵母だけで仕込みます。焼成までには20時間以上必要になります。食感は硬く砂糖は入りませんが、ラムレーズンの深い甘味と赤いクランベリーの酸味、クルミの食感。味はあっさりとして口に残らず、なのにパンを熟成させた味わいは深いですよ・・・・食べる人を選びますが私の大好きなパンです。

  クルミとレーズン  ¥189(税抜き¥180)

  クルミとクランベリー ¥189(税抜き¥180)


パリーダカール

2006-01-21 00:17:53 | 夢見るお年頃

「冒険の扉を開くのは君だ! 望むのなら連れていこう」

もちろん、パリーダカールで有名なサビーネの言葉。

数年前、バイクで高速を使い日光の山まで一ッ飛び。

帰路は下道を走ることにしました。ツーリングの7割以上はいつも雨。

この日も帰路は途中から霧雨でセンターラインも2本先は見えませんでした。角を曲がる度に後ろのタイアがツルツル滑りだして、転倒寸前思わず足を出す始末。走りはオタオタして、スピードは下がる一方。誰も助けに来てくれない感じ度、120%・・・・

いつの間にやら方向感覚も無くなって道にも迷って途方に暮れた。

雨は止みましたが夜もドップリと暮れて街路灯も無い田舎道。日本の底力をアゼ道に見たのはその時でした。ぽつんと1台の自動販売機。今は飲まない缶コーヒーを飲んでミニパニックを静める。

夜空のあまりに沢山の星に圧倒されながら、今度は水平方向を見回すと、あまりの暗さで助かりました。おかげで微かに明るく感じる方角を発見。きっと全てを失ったと感じた時に何かが見えるカモ・・・

勘を頼りに明りに向かって走っていると二車線道路に出て、更に走ると「合戦場」という駅に出ました。路線図を見て栃木に向かい無事東京へ帰還。

後日、ヌケヌケと家族に「望むなら冒険の扉を示そう。だが、それを開けるのは君達だ」と言ってみました。

「サハラじゃなくてアゼ道だったんでしょ」

「オジサン・・・あ~イッチャッタ~」「ハイハイ」

「ダディをそっとして置いてあげようよ、夢見るお年頃 だから・・・」

所詮、君達にはわかんねぇだろうな~ ・ ・ ・

近くにも感じさえすれば冒険はどこにでもアル・・・・と思うのですが???