下町のパンを食べてみませんか?

千住、緑町ゆうやけ通り下町のパン屋パレット

鯨タンク

2013-07-06 19:20:05 | 携帯更新

朝顔市の入谷から、

キュウキョA君チのガサ入れを思いたち、突入 。

明治通りから町屋に入り、道はどんどん狭くなり、絶対に車でのスレ違いは無理!

と思えるほど細い道の曲がりくねった先にA君チ発見。

ピンポン押したら彼の声。

急なガサ入れで令状忘れ、代わりに縁日で買った「焼きトウモロコシ」を渡す。

シート下のトランクには通販サイトで売上げNo1と書いてあったスコーンも

入れてあったので、焼きトウモロコシのニオイが移らないかと心配でした。

彼の「上がってよ」に黒い軍曹が狭い道幅の多くを占有してしまう

玄関前を認識させて、車で来た時に上げてもらうと言ってから、

絶対スレ違えない道、当然、Uターンも出来ないので、

この先行ける?突き当たりは右?左?とタズネタ僕が馬鹿でした。

「行けるよ。突き当たったら右でも左でも好きな方へ」

う~ん、初めて会った十代の頃の憎たらしさ健在!

少し安心したんですが、彼の説明はいつも途中や省くので

出題に対して、式ナシの答えだけって感じなんです。

確かに道はドコにでもつながってるけどさァ・・・

 もう少し説明してくれたってイイじゃん !

そういや二人とも十代の頃だった。

彼のアダ名は壊し屋で、何でも、疑問を持つと分解したり、試してみたり、

イジリ壊してしまうコトが多かった。

共通の友人が買ったCB450。

当時、ホンダはまだ750を発売してませんでしたから、ホンダの最大排気量バイクが

CB450だったんです。

A君、「ちょっと貸してくれよ」

アクセル開けんなよ!と所有者にネンを押されてゆっくりスタート 。

「だいじょぶ、だいじょぶ」と言ったA君、優しい走りで最初の角を曲がり、

後ろ姿が僕たちから見えなくなった途端、大爆音!

所有者「タクゥー」

いかにもA君らしい行動。

けっしてA君バカじゃなく、学校の成績だけなら優秀なんですが、性格、行動は馬鹿。

CB450のガソリンタンクは黒く、形は鯨の背中みたいでしたから、通称鯨タンク。

帰り道の説明省いたA君に軍曹のキーヒネってブレーキレバー握り、

スタートスイッチを押したら、家々の接近してる奥の細い道に爆音響きわたる!!

彼の驚く顔なウインクして発進!

ざまあ見さらせ!!

何十年経っても相変わらず二人とも馬鹿だ!