朝顔市の入谷から、
キュウキョA君チのガサ入れを思いたち、突入 。
明治通りから町屋に入り、道はどんどん狭くなり、絶対に車でのスレ違いは無理!
と思えるほど細い道の曲がりくねった先にA君チ発見。
ピンポン押したら彼の声。
急なガサ入れで令状忘れ、代わりに縁日で買った「焼きトウモロコシ」を渡す。
シート下のトランクには通販サイトで売上げNo1と書いてあったスコーンも
入れてあったので、焼きトウモロコシのニオイが移らないかと心配でした。
彼の「上がってよ」に黒い軍曹が狭い道幅の多くを占有してしまう
玄関前を認識させて、車で来た時に上げてもらうと言ってから、
絶対スレ違えない道、当然、Uターンも出来ないので、
この先行ける?突き当たりは右?左?とタズネタ僕が馬鹿でした。
「行けるよ。突き当たったら右でも左でも好きな方へ」
う~ん、初めて会った十代の頃の憎たらしさ健在!
少し安心したんですが、彼の説明はいつも途中や省くので
出題に対して、式ナシの答えだけって感じなんです。
確かに道はドコにでもつながってるけどさァ・・・
もう少し説明してくれたってイイじゃん !
そういや二人とも十代の頃だった。
彼のアダ名は壊し屋で、何でも、疑問を持つと分解したり、試してみたり、
イジリ壊してしまうコトが多かった。
共通の友人が買ったCB450。
当時、ホンダはまだ750を発売してませんでしたから、ホンダの最大排気量バイクが
CB450だったんです。
A君、「ちょっと貸してくれよ」
アクセル開けんなよ!と所有者にネンを押されてゆっくりスタート 。
「だいじょぶ、だいじょぶ」と言ったA君、優しい走りで最初の角を曲がり、
後ろ姿が僕たちから見えなくなった途端、大爆音!
所有者「タクゥー」
いかにもA君らしい行動。
けっしてA君バカじゃなく、学校の成績だけなら優秀なんですが、性格、行動は馬鹿。
CB450のガソリンタンクは黒く、形は鯨の背中みたいでしたから、通称鯨タンク。
帰り道の説明省いたA君に軍曹のキーヒネってブレーキレバー握り、
スタートスイッチを押したら、家々の接近してる奥の細い道に爆音響きわたる!!
彼の驚く顔なウインクして発進!
ざまあ見さらせ!!
何十年経っても相変わらず二人とも馬鹿だ!