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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

ドッグカフェなるもの

2007-05-22 | 仕事
大型連休後のカルチャースクールで生徒さんに「ドッグカフェに興味あるんですが、開業にはどんな届けが必要なんですか?」と聞かれ、とっさに保健所以外の要件がわからず、思わず「次回までに調べてきます」と帰ってきました。

そのまましばらく忘れていたのですが、今日フと思い出して保健所に尋ねてみたら、先方も゛ドッグ゛がついた飲食店の案件は馴染みがなかったらしく、「調べてからお電話します」と言っていったん電話が切れました。
それから再び電話をもらうまでの時間の長かったこと。

すっかり夕方になり、「今日はもう連絡してくれないかもしれないな」と思い始めていた頃でした。
(当然と言えば当然ですが、でもちゃんと電話してくれたことに感謝)

正確には開業する地域の所管保健所(市内ならさらに区役所)に尋ねる必要があり、内容は地域で微妙に違うようですが、大阪市の゛ドッグ゛の部分はかようになっているそうです。

①ペット動物が厨房に侵入しないよう区画する。
②ペット同伴客とそうでない客が坐る場所を区画するのが望ましい。
③客席に消毒液を供えた手洗いを用意、客が自由に手を洗えるようにする。
④店の入り口に「ペット同伴可能店」であることをしっかり明示する。
⑤ペットはオシッコやウンチをするので、施設内と周辺の清掃を十分にすること。
⑥同伴ペットには綱をつけてもらう。店内をウロウロさせるなら場所を区画する。
⑦万一、事故が発生すると食衛法違反とされやすいので注意(ペットは腸管内に汚染生物を持っているため)。
⑧他の客やイヌを咬んだ場合、速やかに保健所に届ける。

なるほどなァと思いました。

さて、ところでこういう情報を調べるのは個人的には面白いからかなり好きですが、果たして生徒さんにそっくりそのまま教えてあげることが本当の親切なのか…。

仮にも自分が興味あることなら、電話して調べてみるのを゛宿題゛にしておけば良かったと後悔しました。
変わった趣旨の講座にセンセイも慣れないことばかり、試行錯誤で臨んでいます。