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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

前評判が高いと…

2008-08-28 | Weblog
実際に見聞きした時ガッカリすることも多いが、「セックス・アンド・ザ・シティ」(映画)はその典型と見た。

サラ・ジェシカ・パーカーが40歳という設定の割に(あとの3人に比べると)一人だけ贅肉のないスーパーモデル並みのナイスバディなのはよくわかった。(しかしやはり顔は長すぎる!)

女性は4人ともファッショナブルだが、特に主人公のキャリーはナイスバディを武器にこれでもかというほど色んなファッションを次々と披露する。
オシャレだけを見てる分には非常に楽しい映画だ。(中年女性に希望を与えそう)

が、映画が始まって1時間もたつ頃には飽き飽きしてしまっている私がいた。
途中退場すると他の人の迷惑になるので、何とか最後まで見たというところ。
上映時間の2時間半は拷問に近かった。

女性たちは日本語で言うところの親友。
しかし、いかにもアメリカ映画という感じがするのは、華やかで騒々しいばかりで、中身の薄っぺらな映画だから。

40歳で初婚という設定の、仕事を持つキャリーは結婚が決まった途端にお披露目のことばかり目が行ってしまい、超高級ドレスによる゛お姫様ごっこ゛に夢中になっていて、未来の夫と肝心の結婚後についての話はほとんどしないまま。

お披露目パーティの内容はキャリーの希望でどんどん決まっていく。(←20代の女性なら許せても、仕事を持つ40歳の女性がこれではいかにも幼すぎると思う)

豪華なペントハウスを買い、リフォームして彼女にプレゼントするのはハンサムな上、大変なお金持ちの実業家で今度が3度目の結婚という男。
キャリーとはケンカもしながら10年以上の付き合いという設定だ。

しかし3度目ゆえに彼は結婚することに迷う。
また失敗するのではないかと不安になり、結婚式前日にキャリーに電話して彼女が彼の心配を吹き飛ばしてくれるよう懇願するが、式のリハーサルで忙しいキャリーは親友の養女がケータイ電話を隠したこともあって彼の訴えを結果的に無視した形に。

その行き違いがいわばストーリーの伏線になるわけだが、女性たちが著しく精神的に幼く、弁護士である親友すらも自己中の固まりなのには驚いた。
人(男)には目一杯色々求めるが、イザ何かトラブルが起こった時は自分は一切反省なし。

女性たちは相手の言い分は一切聞こうとせず、一方的に被害者になるばかり。
腹が立っても一応きちんと相手の主張を聞き、一方で自己反省もしたならもっと早くに解決したであろうすれ違いが多いのだ。

アメリカ人女性が皆こうではないだろうが、国民性の違いというのかメンタル面での日本人女性との違いを強く感じた場面である。

アクションは派手で、花嫁のブーケで男の頬をぶったり泣き喚いたりするのだが、何かあっても相手に真摯に向き合わず、すぐに親友を頼るのも気になるところだ。
この精神レベルは女子中学生か高校生のようで、40代の女性たちの取る行動ではないと思う。

まあとにかく疲れる映画だった。
完全にハズレ。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
映画鑑賞 (Hiland)
2008-08-29 07:23:18
余裕がありますね。私はここ数年、映画館までいって映画を見たことがありません。見れば面白いと思うのですが、じっと映画館でひたすら映画を見るという余裕がなくなりました。テレビでもドラマは殆ど見ていません。よく見るのはニュースくらいです。
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映画鑑賞 (大阪まりりん)
2008-08-29 10:16:01
家でいつでも好きな時に観るDVDもいいですが、たまに大スクリーンで観るのもいいもんです。この度は新たに作った遠近両用レンズの゛遠゛が大層役立ちましたワ。(^^;)
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