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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

いつか行く道というけれど・・・

2010-06-20 | その他
長寿はいいことだと思うが、元気な高齢者が増えるに従い、切れやすい老人も増えているのはいかがなものか。

先日、近所の郵便局にいたら、いきなり男性の「ちょろちょろするなッ!!」という大きな怒声がしてビックリ。
声の先に、腰がかなり曲がって自分が怒鳴られたことにも気づかない様子で杖を頼りにヨチヨチ歩いていった80代半ば以降と思える老婆がいた。

発したのは60代半ばと思える白髪ぐあいの、がっしりした男性。
自分の座っている目の前を腰の曲がった老婆が横切ったのが気に入らなかったらしい。

人は同類だから理解できることもあるが、この場合は近親憎悪の一種か?
もともと狭い郵便局内を腰の曲がった人が歩くとどういうことになるかは容易に想像できる。
男性は自分は絶対あんな風に腰が曲がらず、杖をついて歩くこともないと思っているのだろうか。

人込みで時々、人を大声で罵ることによって自分の憂さを発散させているのかと思うようなジコチュウの男性に出くわすが、こういう輩こそ社会の大迷惑だ。
特に中年以降の男性に多いが、声を発したのが老人だったりすると寒々とした気持ちになる。

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2 コメント

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いつか行く道 (H)
2010-06-29 07:30:33
そうですね。年をとって元気だと、誰の世話にもなっていない、好きなように生きるのだという感覚の老人が出てくるようです。だから、気に入らないことがあると怒鳴りちらしたりする。講演でも気に入らない話になると、突然、文句をつけたりする、そういう老人にはなりたくないと思っています。ただ、あまり周囲に気を使いすぎるのもしんどいですが・・・。
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社会の風潮と言いたくない (大阪まりりん)
2010-06-30 22:30:49
と思っているのですが、私がそんな老人にならないという保証はありません。曽野綾子さんの『戒老録』でも指針にしたいものです。
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