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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

゛商売っ気なし゛はええか悪いか?

2010-05-03 | メガネ
よく新聞広告を出している、<目の疲れ改善メガネ>の会社が大阪出張して相談会をするというので行ってきた。
確か真冬に申し込み、すっかり忘れていた3月末か4月初旬だかに招待状が届いたと思う。

3日連続開催だったが私が参加できたのは1日のみ。
(世間の休みと逆行して働いていると不便なことが多いのだ)

結論を言うと、レンズを買いかけて、そして買わなかった。
読書などによさそうと思えた同社の<生活メガネ>を買おうと思ったが、このレンズを生かすには最低でも天地が35ミリあるフレームが必要なことがわかったためだ。

持参したお気に入りのA社のフレームは30ミリほどしかなく、スタッフにあっさり「天地が狭すぎますね」と却下され。
会場でも相当数のフレームを売っていたが、はっきり言って全てデザイン性ゼロ!
昔ながらの機能最優先で、メガネをかけると顔がダサくなる典型的なものばかりだった。

よほど人生を投げた気にならないとそんなフレームを買う気がしない私のこと、急きょ家へ戻り、手持ちの中から最大天地のフレームを持参してレンズを入れて貰おうとしたら、残念、そのフレームも天地32ミリしかなく、やはりフレームごと買うしかないことがわかった。

その辺で既にかなり面倒くさくなっていた私は、今後大いに検討の余地はあるとは思うものの、「そう焦って買うほどのこともないか」と判断したのだ。

目の快適さとオシャレ度とどちらを優先するのか?と問われそうだが、顔の真ん中に来るメガネは、決して機能だけでは買えない商品だと思っているので仕方ない。
機会を作って東京まで行くか、あるいは次回8月ぐらいにまた相談会をするらしいので、それまでに妥協できる天地35ミリ以上のフレームを仕入れておくことを課題とすることに。

しかしこのメガネ屋、「売らんかなは、一切いたしません」というのはいいが、とにかくどのスタッフも驚くほど愛想が悪い。

視力検査の機械の前に座っていた客同士を交代して座らせるのに、「チェンジです!」はないだろ?
この驚くべき指示語を発したのは、敬語などは使い慣れてそうな年配の女性店員。
ちゃんと「席を換わっていただけますか?」と言えっちゅうねん!

実は数年前、皇居前にある本店を訪れたことがある。
既成のレンズに飽き足りず、少しでも目に嬉しい自然な視力快復を期待して相談に行ったのだが、店に入っても数人いた店員の誰一人、「いらっしゃいませ」のひと言も発しなかった。

大阪在住の私には俄かには信じ難い光景で、「何!?この愛想のなさは?客が来たら、せめて『いらっしゃいませ』ぐらい言えよ!!」と思った経験が瞬時にフラッシュバックしたのは言うまでもない。

プライドを持つのはいいことだが、勘違いしたタカビーな寿司屋を彷彿とさせるのは気のせいか?
相談にのる、困った人を助けることを目指しているなら、やはりもてなしの気持ちは「いらっしゃいませ!」の第一声を気持ちよく発することから始まるんではないかと思う。

幸か不幸か、今回そんなわけで買おうと思ったのに買えなかったわけだが、長時間読書を快適にしたいという課題が解決したわけではないので、まだまだ試行錯誤は続く。
いっそコンタクトレンズで問題解決を図った方がいいのか、と思ったり。

年とともに確実に衰えていく視力環境を、何とか快適に保つには情報収集&トライという努力なしには手に入らない。
嘆いても仕方ないのだが、しかし嗚呼、裸眼1.5を誇っていた頃が何とも羨ましい!

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