2014年5月17日( 土)
N響 定期公演です ♪
めも:2014/05/17 940SH AS で撮影
代々木公園は大混雑 ⇒
Myブログ:5/17 タイ フェスティバル 2014
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第1782回 定期公演 Cプログラム
クリストバル・アルフテル/第1旋法によるティエントと皇帝の戦い(1986)
ラロ/チェロ協奏曲 ニ短調
ファリャ/バレエ音楽「三角帽子」
指揮 : ヘスス・ロペス・コボス (N響とは初共演)
チェロ : ヨハネス・モーザー (N響とは初共演)
メゾ・ソプラノ : 林 美智子 (N響とは3度目の共演)
指揮者のヘスス・ロペス・コボスは、
1987年10月に、「ベルリン・ドイツ・オペラ」とワーグナー《ニーベルングの指環》四部作の通し上演の日本初演を行うなど 来日も多いが、
N響とは初共演。
どんな人かと思ったら、白髪で若々しい方です。
1曲めの「第1旋法によるティエントと皇帝の戦い」は、まるで古代の遺跡の前に佇んでいたら、タイムスリップしていくような感覚です。
タイムスリップ時に体の細胞がばらばらになり、再構築されて
気づくとそこははるか昔、自然豊かだけど争いも避けられない。
凱旋のマーチで勇ましい兵隊が目の前を通って行く。
ラロのチェロ協奏曲。
ヨハネス・モーザーのチェロの音色がなんとも言えないくらい素晴らしい。
だけど、曲がイマイチなんでしょう。オケとしっくりこない。
もっと違う曲が聞きたかった。
チェロのアンコールは、すごくよかった。
J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007 から 「サラバンド」
ファリャの「三角帽子」は、N響の響きもよく 楽しめました。
5月定期公演の聴きどころ スペイン情緒あふれるCプロ
今回、N響と初共演となるヘスス・ロペス・コボス(1940年生まれ)は、スペイン国立管弦楽団、マドリード王立劇場のシェフを務めた、スペインを代表する名指揮者。ほかにベルリン・ドイツ・オペラ、シンシナティ交響楽団、ローザンヌ室内管弦楽団の音楽監督も歴任。1987年には、ベルリン・ドイツ・オペラとともに来日し、ワーグナーの《ニーベルングの指環》全曲を日本初上演した。
Cプロは、ロペス・コボスの祖国スペインの音楽を中心としている。
スペイン情緒豊かなファリャのバレエ音楽《三角帽子》は、マエストロの十八番のレパートリー。林美智子の魅惑的な歌唱にも期待したい。
クリストバル・アルフテル(1930年生まれ)の《第1旋法によるティエントと皇帝の戦い》(1986年作)は、スペイン古楽の典雅な響きを取り入れた、モダンなオーケストラ作品。
ラロの《チェロ協奏曲》では、1979年ミュンヘン生まれ、2002年のチャイコフスキー国際コンクールで最高位を獲得したヨハネス・モーザーが独奏を務める。幅広いレパートリーを誇るモーザーだけに、その演奏が楽しみだ。