パそぼのあれこれフリーク:Part2

2022年5月にAutopageブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」から引っ越し、同じ内容で書き続けます。

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長年利用していた Autopageブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」が 2022年8月1日でサービス終了。2022年5月25日に新しくGooブログを開設して、旧ブログの全記事をここに引っ越しました。 まだ記事を見直し、修正中です。(*^_^*)♪
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どうぞ、よろしくお願いします。(あとりえ「パ・そ・ぼ」の ベルル)
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◎2015年6月N響定期は、ポーガの指揮とバボラークのホルン

2015-06-13 23:31:00 | N響定期演奏会

2015年6月13日(土) N響 定期公演です ♪

代々木公園のバラと、ベトナムのイベント
 

NHKホール前の木々の緑
 


第1812回 定期公演 Cプログラム

モーツァルト/交響曲 第1番 変ホ長調 K.16
モーツァルト/ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 K.412(レヴィン補筆完成版)
R.シュトラウス/ホルン協奏曲 第1番 変ホ長調 作品11 
ラフマニノフ/交響的舞曲 作品45

 指揮:アンドリス・ポーガ (ANDRIS POGA)
 ホルン:ラデク・バボラーク

今日の演奏は、1曲めのモーツァルトの第一音から素晴らしい響きでした。
小編成のオーケストラが、みごとに澄み切ってふくよかなハーモニーを奏でます。
舞台の上には8歳の少年モーツァルトが立っていて、大まじめに演奏する大人たちを笑顔で見ているようです。
次のモーツァルトのホルン協奏曲も素晴らしかった。
まるでホール全体が、ホルンになったように響くソロと、天上の音色ともいえるオーケストラ。
ゆったりと包まれてまるで夢のようです。

つづく、R.シュトラウスのホルン協奏曲では、バボラークが驚くように美しいホルンの音色を披露してくれます。
そしてアンコール ラデク・バボラーク編 「アルペン・ファンタジー」

休憩の後の、ラフマニノフの交響的舞曲は、始めて聞きました。
ちょっとラフマニノフにしては、ユニークな曲。
管楽器の音色が、心にしみます。
終わると 一瞬の静けさ。
 そして割れるような拍手。symbol4
アンドリス・ポーガの指揮と コンサートマスター伊藤亮太郎の 新しいN響でしょうか。
感動のコンサートを楽しみました。

6月定期公演の聴きどころ
 6月の定期公演は、ステファヌ・ドゥネーヴ、尾高忠明、アンドリス・ポーガの3人の指揮者が、それぞれ個性的なプログラムを披露する。
ドゥネーヴはN響との初共演で、ポーガはN響定期初登場。明日を担う気鋭2人との新たな化学反応が楽しみだ。
 BプロとCプロでは、ラフマニノフの生涯最初と最後の交響大作を耳にすることができる。
45年を隔てた大家の出発点と到達点を知るのも興味深い体験となるに違いない。
 新星ポーガと名手バボラークによるCプロ
Cプロは、ラトヴィアの新星アンドリス・ポーガの指揮。
1980年生まれの彼は、2010年スヴェトラーノフ国際指揮者コンクール優勝で脚光を浴び、2013年ラトヴィア国立管弦楽団の音楽監督に就任している。
 今回は、モーツァルト8歳時と亡くなる35歳時の作品、さらには近代のロマンチスト2人の作品が対比された示唆に富むプログラム。
N響の「最も心に残ったソリスト2012」で1位に輝いた驚異の名手ラデク・バボラークが、代表的なホルン協奏曲を2曲聴かせてくれる点も嬉しい。
 モーツァルト《ホルン協奏曲第1番》は、一般的なジュスマイヤーの完成版ではなく、作曲者の意図により近いとされるレヴィン補筆完成版での演奏に注目。
雄大なR.シュトラウスの《ホルン協奏曲第1番》を、世界最高峰の独奏で聴けるのも、この上ない喜びだ。
そしてアメリカに亡命したラフマニノフ最後の作品《交響的舞曲》では、ロシアへの郷愁漂う劇的でリズミカルな音楽における、俊才指揮者の鮮烈な表現を期待したい。(柴田克彦/音楽評論家)


コメント
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