2017年4月22日(土)
N響 定期公演です ♪
代々木公園は、アースデイのイベント
NHKホールの前の木々の新緑がさわやか
めも:2017/04/22 SW001SH で撮影
第1859回 定期公演 Cプログラム
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 作品15
ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調 作品98
指揮:ファビオ・ルイージ
ピアノ:ベアトリーチェ・ラナ
アンコール ドビュッシー ピアノのために 第3番 トッカータ
2か月ぶりの 最初の1音を聞いたとき、
あぁ、こんな音を聞くためにここに来ている、これが生のオーケストラの響きなんだ としみじみ思いました。
ピアノコンチェルトは、派手な曲ではないですが 音の響きを楽しめました。
アンコールでは、転がるようなピアノの音がとっても魅力的。
ブラームスの4番、よく知っている大好きな曲です。
ルイージは、譜面を置かずに タクトを振ります。
指揮者の位置も少しオケの中に入り込んでるような気がしました。
ルイージの端正なスタイルと同じように曲も繊細でエレガントに始まります。
ともすれば ごちゃごちゃになったり強引になるところも、ルイージとN響は、鮮やかに演奏していきます。
そして、4楽章。 指揮者の様子が一変し パワフルで情熱的。
大迫力の演奏に、感動しました。
拍手喝采が盛り上がり、N響メンバーもルイージをたたえる 素晴らしいコンサートでした。
4月定期公演の聴きどころ
4月定期公演は、2014年1月定期に久しぶりに登場して大きな話題を集めたイタリアのファビオ・ルイージ(1959年生まれ)が、2つのプログラムを指揮する。
ルイージは、オペラの指揮で評価を高め、現在、メトロポリタン歌劇場首席指揮者とチューリヒ歌劇場音楽総監督を兼任。
これらの劇場を拠点にヨーロッパとアメリカで活躍している。
さらに2017年からはデンマーク放送交響楽団の首席指揮者、2018年からフィレンツェ五月音楽祭歌劇場音楽監督の就任も予定され、オペラとオーケストラの両方で常に注目を集める指揮者である。
今回も前回の定期同様、ドイツとオーストリアの作曲家によるプログラムを披露する。
Cプロはベートーヴェンとブラームス
ソリストはベアトリーチェ・ラナCプロは、ベートーヴェンのピアノ協奏曲とブラームスの交響曲を組み合わせた。
ベートーヴェン《ピアノ協奏曲第1番》では、ルイージがその才能を絶賛する、イタリアのベアトリーチェ・ラナ(1993年生まれ)をソリストに迎える。
ラナは、2011年モントリオール国際音楽コンクール優勝、2013年ヴァン・クライバーン国際コンクール第2位など、輝かしい経歴で注目される若手。
抜群のテクニックで、協奏曲ではスケールの大きな演奏を聴かせる。
N響とは初共演となるが、ベートーヴェンの瑞みず々みずしい音楽をどのように表現するのか期待が高まる。
このコンサートの放送予定
4月21日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm~9:10pm
♪ ---- ♪ ---- ♪ ---- ♪
指揮:ファビオ・ルイージ
これまでに聞いたN響の定期コンサートはありませんが、メトロポリタンオペラでは何回も聴いていました。
2015/9/24 「MET2015「マクベス」を観る」
2015/9/10 「MET2015「道化師」を観る」
2015/9/10 「MET2015「カヴァレリア・ルスティカーナ」を観る」
2014/9/7 「MET2014「ラ・チェネレントラ」を見る」
2013/9/27 「MET2013「仮面舞踏会」を観る」
ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調 作品98
ブロムシュテットの指揮で聞きました。 2013/9/28 「9月N響定期はブラームス」
ピアノ:ベアトリーチェ・ラナ は今回初めて聞きます。
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第1番 は、N響では初めて聞きます。