砂町文化センターの講座 「砂町のイッピン」に参加しました。
本講座では、『砂町及び周辺地域のすぐれた「イッピン」の一部を紹介します。』
会社の歴史から、商品の説明等の講義、その他、2回現地見学も行います。
というわけで、江東区のこだわりの会社が講座で取り上げられます。
江東区の小名木川流域は、歴史的に 砂糖とは縁が深いんですね。
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「我国精製糖発祥之地」記念碑について : 大日本明治製糖株式会社
そこで、今も地元で活躍している「
宮崎製糖」の登場です。
2018/5/28(月)
第1回 「宮崎製糖」・含蜜糖の魅力
講師 宮崎製糖代表取締役 宮崎文幸 社長
講座では、配布資料とスライドで 砂糖についての講義がありました。
これまで 砂糖をどうやって作るかなんて考えたことがなかったから、話は新鮮!
砂糖は 大きく分けて2種類 (分蜜糖 と 含蜜糖) <==
初耳 o(*'o'*)o
◆ 分蜜糖 (一般の白いお砂糖など) ~ 材料:粗糖 大手メーカー
余分な糖蜜を除いた精製された材料をつかう。
工場で完全に管理された状態で製造され、品質も均一。
このタイプの色付きのお砂糖は、焦がして色付けしただけで成分は同じ (*^_^*)♪
◆ 含蜜糖
・ 沖縄産黒糖 ~ 材料:サトウキビ
黒砂糖は今人気ですね。 体によさそう~。
沖縄などのサトウキビが栽培されるところでのみ、新鮮な材料を使った黒砂糖を作ることができるのだそうです。
ただし、農作物なので気候などの影響を受けやすく、品質は一定でないし、安定供給も難しいとのこと。
・ 国産含蜜糖 (玉糖・赤糖・加工黒糖) ~ 材料:粗糖・糖蜜・黒糖
一般の白いお砂糖などで使われない
糖蜜を使うのが特徴です。
宮崎製糖が作る製品は、機械も使うが、手作りの部分が多いこだわりのお砂糖です。
ほとんどが業務用 (お菓子やパンなど)、原材料のブレンドが重要で、一定した品質を確保しているとのこと。イマイチ一般に知られていないのが残念・・・。
というわけで、講師が 以前に登場したTV番組を見ながら、会社(工場)の説明がありました。
砂糖業界も 統合・合併など変化が激しいようです。
小さい工場だからこそ、独自のスタンスでオリジナル製品を作り続けることができているのだそうです。
ちょっと見学に行きたくなりますね。
材料の粗糖を少し舐めさせてもらうと・・・、
キラキラと輝きさらっとした砂粒のような砂糖の原料は、薫り高く味は爽やかで美味しい。
砂糖は、最近では健康に良くないと敬遠されがち・・・。
でも砂糖には、脳にも老化防止にも栄養にも優れた能力があります。
正しい知識で、美味しく利用したいものですね。
最後に、宮崎製糖の一押し商品をお土産に頂きました。(ふるさ糖・玉砂糖・恋丸)
コクのある含蜜糖、コーヒーにも料理にもいいですよ。スッカリとりこになりました!
宮崎製糖の商品
宮崎製糖・・・含蜜糖の魅力 江東区東砂6丁目3-19
http://e-osatou.com/
株式会社宮崎商店は、最高品質のお砂糖を提供する製糖メーカーです。
宮崎商店は、昔ながらの独自製法で、大地と太陽の恵みであるサトウキビに多く含まれる、バランスの良いミネラル成分を、可能な限り豊富に含む良質なお砂糖を製造しています。
参考
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「我国精製糖発祥之地」記念碑について : 大日本明治製糖株式会社
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砂糖 - Wikipedia