「ホックニー」の作品はたぶんこれまでなんども見ていると思いますが、今回はまとめて見られるとあって興味津々です。
TV NHK 日曜美術館で「デイヴィッド・ホックニー展」が放送されました。
特にタブレットで描いた絵が印象的。
タブレットをうまく利用して、誰も描かなかった大きな作品を作り上げている。
その手法や制作過程にも、びっくりしました。
絵巻物のような作品をぜひ見たいですね。
10/27 行きました!
建物の外の「デイヴィッド・ホックニー展」のポスター
中は、当日券を買う人が並んでいます。事前にWebで購入しておけばよかった・・・。
会期も終わりに近いからでしょうか、平日の午前中なのに予想以上に混んでます。
建物を中に入ると、紳士が二人。
壁に飾られたたくさんの絵を眺めています。
おや、これが作品なんですね。
会場内に本作品がありましたが、額縁が立体的でまるで本当に飾ってあるよう。
すごくリアルでした。
めも:2023/10/27 Xperia10Ⅳ で撮影
さぁ、中に入ります。(3F、2Fは撮影はできません)
ちょっと混んでるので、空いたところから見て回ります。
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展示構成 (本展は全8章で構成)
若い頃の作品から始まって常に新しいことに取り組んでいくホックニーの作品。
カラフルなマチス風の花の絵が、壁いっぱいに飾られて、陽気な気分に。♪
人物画(肖像画)もたくさん。 わりと男性(紳士)が多い。
なんだか、温かみのある絵です。
「世界初公開の自画像」も!
たくさんの絵は、年代ごとに変化しているようで飽きることがありません。
フォト・コラージュや、写真を独自の方法でアレンジした作品は、とても個性的でずっと見ていたい。
そして、1Fには今回の注目の 大きく長い絵が展示されています。
ここは、スマートフォンでの撮影はOKです。
制作過程の映像も、興味深いけれど、それを見てもまだわからないことが多かった。
実際の風景を見て下書きスケッチ、キャンバスに描く絵。
PCに取り込んで キャンバスの絵を並べ全体像の把握。
部分の絵の修正や描き込み作業。
それらを繰り返し、完成させていく。
そして、大きな作品を 美術館に展示するのも大仕事です。
壁いっぱいの大きなパネル、ポスターになった絵です。
《春の到来 イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年》
全長90メートルの新作、
絵の壁に沿って歩きながら 季節の変化が楽しめます。
展示が工夫されています。
川のせせらぎ
カラフルな小道の風景
自然の風景
赤い屋根が印象的、けっこう大まかに描かれています。
季節感あふれる木々の花
これは、かなり細かく描き込まれています。
「家の辺り(夏)」、描き方が違いますね。
めも:2023/10/27 Xperia10Ⅳ で撮影
目一杯楽しんだら、グッズコーナーへ
別会場の「MOTコレクション」も面白そう! また今度。
外に出ました。建物の入口付近。
入口には展覧会のポスター
現代美術館の廻りは広い公園です。
秋の雰囲気。
めも:2023/10/27 PowerShot SX730 HS で撮影
デイヴィッド・ホックニー Wikipedia
日曜美術館 初回放送日: 2023年9月24日 再 10月1日
「そして、春は巡りくる デイヴィッド・ホックニーの芸術」
コロナ禍、ネットに色鮮やかなスイセンの絵を公開し「春が来ることを忘れないで」と、世界に向けてメッセージを発信したデイヴィッド・ホックニー(86)。
60年以上に渡り探求と変貌を重ねながら、それまでの常識を打ち破る作品を生み出してきた。
27年ぶりの大規模な展覧会を舞台に、初期の傑作から、コロナ禍にタブレット端末で制作した90mの大作まで、多彩な創作の秘密を読み解きながら、希望に満ちた芸術の神髄に迫る。