最後のランチタイムコンサートを、聴きに行きましょう!
たくさんのファンが詰めかけ、長い行列~~。
◇ アーレントオルガン ランチタイムコンサート
3月20日(土) 水野均 (オルガン)
日本大学カザルスホール ※ランチタイムコンサート最終回
(開演前と終了後には、写真を撮っていいとのこと。)
めも:2010/03/20 CX2 で撮影
めも:2010/03/20 CX2 で撮影
すばらしい演奏でした。
心に響き渡るオルガンの音に包まれ、至福のひと時。
特に最後の曲と、アンコールでは、水野さんの 「このホールとオルガンへの思い」がひしひしと伝わってきて、ジーンときました。
鳴り止まぬ拍手と 涙でくしゃくしゃになってのお別れのあいさつ。
その後も、ホール内は写真を撮る人、アンケートを書く人で 長いこと興奮に包まれて・・・。もちろん 私もその一人!
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オルガン設置以来続けてきたランチタイムコンサートは、
この10年間オルガンを手塩にかけてきた 『オルガニスト・イン・レジデンス 水野均』 の演奏で締めくくります。
【曲目】 ブルーンス:プレルディウム ト長調
ラインケン:フーガ ト短調
パッヘルベル:コラール変奏曲「ああ罪人なる我、何をなすべきか?」
フィッシャー:シャコンヌ ヘ長調
J. S. バッハ:協奏曲ニ短調 BWV 596/
「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」/
プレルディウムとフーガ ホ短調 BWV 548
♪ アンコール J. S. バッハ:「われら悩みの極みにありて」
カザルスホールのパイプオルガンの管理と演奏に携わった水野均さんの演奏CD。お薦めです ♪ → アーレント・オルガン at カザルスホール
オルガンはホールと一体の楽器。 このさき どうなるのだろう?
◇ ラストコンサート カザルスホール331 3月31日(水) 開演18:30
出演者 ● 水野 均 (Org) ● 横坂 源 (Vc) ● 伊藤 恵 (Pf)
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参考 カザルスホール来春閉館 惜別 パイプオルガン公演 2009年11月27日 読売新聞
◇ 2009.02.06 磯崎新「カザルスホール」と都市
お茶の水の「カザルスホール」は、1987年に主婦の友社によって建設され、2002年に日本大学の手に渡った。同館が2010年3月で閉館することを、2009年2月4日付の朝日新聞は伝えている。記事によれば「建物自体を残すかどうかは未定だが、敷地は大学の施設として使う予定」という。
◇ カザルスホール 室内楽の殿堂
カザルスホール 日本大学カザルスホールは、1987年に日本初の室内楽専用ホールとして誕生しました。
設計は磯崎新アトリエ、音響設計は永田音響設計。
室内楽を愛し若い才能を育てることに力を尽くしたチェロの巨匠、パブロ・カザルスの精神を称えてその名を戴いています。
客席数は、わずか511。演奏者の息づかいまで感じとれる親密な空間が、内外の音楽家と多くのよき聴衆に愛されてきました。バランスのとれた音響の良さは、海外にも広く知られています。
1997年には、ホール創立十周年を記念してドイツの名匠ユルゲン・アーレントが製作したパイプオルガンを設置。J. S. バッハが生きた時代の北ドイツ・バロック様式を忠実に再現した、国内では希少な楽器です。
「黄金の響き」といわれる比類なく美しい音色、繊細なタッチ、豊かな表現力が欧米のオルガニストからも高く評価され、ホールのシンボルとなっています。
2002年、日本大学がホールを取得。学内の教育目的に活用される一方、内外の音楽家によるコンサートが毎日のように開かれています。
また、隔月の第3土曜日に開催される「アーレントオルガン ランチタイムコンサート」では、日本大学カザルスホールが誇るオルガンの音色をお楽しみいただけます。
◇ カザルスホールの歴史
・ カザルスホール自主公演中止に思う 永田音響設計News 99-9号(通巻141号)発行:1999年9月25日
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