写真は、今年2015年で、創建2101年という 秩父の象徴 「秩父神社」。立派な神社です。学問の神様ということらしいです。小学生たちが、写生に来ていました。この神社は、12月2日と3日に 有名な「秩父の夜祭」が行われ、たくさんの観光客でにぎわいます。お良しも一度見に来たことがあります。巨大な山車が立派で、掛けられている幕が、鯉や鶴などの手刺繍で、荘厳なの お祭り好きな私は、秩父の屋台囃子も大好きで、まねして叩いたりしています。盛岡のさんさ踊りの太鼓とはまた違った趣の、勇壮で豪快な太鼓です。
秩父屋台ばやし 聴いてみていて
秩父神社の隣には、秩父まつり会館というのがあって、実物の屋台や笠鉾が展示され、お囃子を聴くこともできます。 秩父まつり会館
私は、夜祭会館には行ったことがあるので、今回は、入り口で、一日中流されている、秩父屋台ばやしをしばらく聴いて、また歩き出しました。
見て見て見て 秩父神社のこの看板(?)、「知知夫」 と書いてあります っえー 昔は、こう書いたんだぁ。これは、どんな意味があるんでしょうねぇ?中は、立派な拝殿でしたよ。
境内にある、秩父宮擁この字の手へんのない字 仁殿下お手植えのイチョウの木は、葉のふちが黄色く紅葉し始めていましたよ。
秩父神社へ続く、秩父の商店街通り。秩父は、秩父34か所の札所巡りがあるので、お寺が多い町です。
お良しは、またまた、地元の人と触れ合う目的で、昔からありそうな、「秩父ベーカリー」という、パン屋さんに入り、主人が好きな、ジャムバターパンを即席で二つ作ってもらい(一つ130円)、主人と自分へのお土産にしました
商店街をずーっと歩いてきて( 武甲正宗 などを製造する、秩父酒造さんや、古い 用品店などが多い)、お花畑駅まで戻り、西武秩父駅を目指します。途中見えるのは、秩父夜祭のクライマックスに、各町内の山車が集結する 「おたびしょ」 と呼ばれる広場に上がっていく坂。重い山車を引っ張り上げる様が、観光客の興奮を呼びます。この おたびしょ で、武甲山の男神と、秩父神社の女神が一年に一度 出会うのです。最後は、盛大に花火が冬空に ドーンドーン 打ち上っちゃって、華やかなの なんのって!この夜祭が終わると、とたんに秩父は寒くなり、本格的な冬が訪れます。
西武秩父駅前に戻ってきて、駅構内にある 「仲見世通り」 で、お昼ご飯&お買い物
都会なら、さしずめ 駅ビル になっているのに、ここは、こんな通り。お蕎麦屋さんや、お土産屋さんが 並んでいます。
お良しは、秩父に来ると必ず寄る、うどん・そば処 「秩父そば」 で、キツネそばと、サケのおにぎりまでつけちゃって、お昼ご飯 朝食は朝4時台だったから、お腹すいちゃった まぁ 美味しかったこと 秩父の秋の新そば いつ食べても、美味しい おつゆも濃くなく、ちょうどよい。お揚げがほどよい甘さで、ほっぺが落ちちゃうー たまには、ほかのおそばやさんで食べようかと思ったんだけど、やっぱりここにしてしまいました。次 来た時は、お花畑駅前の、女の人が一人で切り盛りしていた、やっぱり おにぎりが美味しそうだったお店で食べようかな。
駅前広場に出て、見上げると、午前中には雲におおわれていた 武甲山(ぶこうさん) が、よく見えました。武甲山は、古くからセメントを採掘しているので、来るたびに山の形が変わっています。私が子供のころは、頂上が、ギザギザの平らだったように記憶しています。
写真にも写っている、秩父観光情報館 には、レンタサイクルもあるとわかって、次来たときは、自転車を借りて、お墓参りも、市内観光もやってみようと思いました
帰りの電車までまだ1時間ほどあったので、駅前から、国道のほうへぷらぷら歩いていたら、なーんと、割引切符の自動販売機があって、池袋まで80円安いきっぷが買えました。これも、おじさん・おばさんのお導きか・・・と思いました。
で、周辺地図の掲示板があったので、見たら、郵便局が近くにあることがわかり、歩いて行って、はがきを一枚買い、自分あてにはがきを書きました。旅行へ行くと、これ、必ずやるんです。旅先での、素直な気持ちと、地名入りの郵便局の消印を手に入れるためです。
父母に、素朴なお土産を買いました
母は、「中が大好きなつぶあんで、とても美味しかった おとうさんは 食べない と言ったので、一人で二つ食べちゃった」 と、喜んでくれました。
自分ちには、この栗 この写真は、半分ゆでた後の、半量。数えたら74個入っていて、600円也。お店の女のひとが、「消毒してないから虫が出るかもしれませんので・・・」 と言っていた通り、クリシギゾウムシっていうのかな、よく中にいる ウジムシ みたいな幼虫が、ぽろぽろ 出てきました。でも、そんなにいっぱい喰われていませんでした。お良しの父母とお隣さんに、茹でておすそ分けしました。あと、生そばを二人前、350円で買い求めてきました。家でも、美味しい秩父ソバを食べたいもんね
帰りのほうが、特急電車は早く走り、13:25に秩父を出て、夕方 4時半ごろ家に着きました。帰りの、京浜急行線の快速特急は、ビュンビュン走り、ぐらぐらゆれて、でも、スバヤク私を家まで運んでくれました。家に帰るには、京急線のように飛ぶように走り、旅に出るには、西武線のようにゆーったり走ってくれるのが いいですねぇ。
池袋から山手線に乗って、新宿までは記憶があったのですが、疲れたのか眠ってしまい、ハッと目覚めて「あっ、いけないここはどこ?」と、気づいたら、降りる駅、品川でした。やっぱり、おじさん・おばさんが、見送ってくれてるんだ、と 思いました。 心の中で、「おじさん、おばさん、ありがとう。帰りはさーっと、秩父へ帰れるんでしょう。今日のスーパームーンを二人でゆっくり きれいな空の秩父で見てね」 と つぶやきました。
帰ったら、主人が、ジャムバターパンをさっそく喜んでムシャムシャ食べてくれました
陽気も気分も、さわやかな一日でした。みなさんも、秩父、一度 訪ねてみてはいかがでしょう。11月上旬の、ちょっと山のほうへ入ったところの 紅葉の時期もおススメです
どんど晴れ