Peace!!のブログ

岐阜県富加町の古い家で、小さな店をしていました。暮らしや、ご飯について、政治について思うことなど。

おかたづけ

2007-04-05 23:20:25 | インポート
お店を開くための書類や領収書、レシピなんかが溢れかえって、大変な事になっています。
私の部屋(もう子供部屋とは呼べないよな、さすがに)は、物置と事務室とベッドルームが渾然一体となった感じ。
ものを捨てることが苦手で、東京から持ってきた、軽量カップやボウル、ペーパーナプキンなど、愛着のある台所用品が自室に置かれています(うちの台所にはもう入らないから。)雑誌もそう買うほうではないけれど、熟読しても「コレは気に入ってるし」とか「お店に置いとくと、みんなが読むかも」なんて理由をつけてとっておく。(マガジンラックにはとても入りきらない)
机も一人暮らしのときにずっと使っていたちゃぶ台を使っていますが、いろいろ気になるたびに書くメモが積み上げられていて、ノートがやっとひろげられる感じです。
ベッドの枕元には、古いお菓子の本や、小説、エッセイ、母の「暮らしの手帖」私がここのところ読んでいた本が、一目でわかる仕組み。全然知りたくないけど

このままだと絶対、確定申告の時なんかに「どこ行ったか解らない」って事になるから、一念発起して、片付け開始。

もう大人なんだから、掃除くらい手遅れになる前にできるようになりたい。いつでも、「どうぞ」って言えると素敵だと思う。

お店は、(仕事でしごかれてるので)いつでも居心地が良い状態ですから、心配しないでください
昨日届いた型で、パウンドケーキを焼いてみました。
ココナッツを入れて、三温糖で焼いたらすごく良いできばえ!
コーヒーをいれた時に自信満々で出したら、母が「このココナッツは必要なのか?」と珍しく辛口コメントでした
私としてはこれが効いている、と思ったのだけれど、彼女は歯に引っかかる感じがして嫌らしい。
生地じたいは好評でした
3本も調子に乗って焼いてしまった事が、非常に悔やまれる。


おじいちゃん

2007-04-04 23:43:08 | インポート
名古屋に住んでいるHちゃんちでお昼をご馳走になりました。こっちに帰ってきてからは、わりと頻繁に遊んでもらっているのですが、毎回オチビちゃんが(1才)成長してて驚きです。
今日の発見。彼はどうやら、おもちゃの動きをはじめからシュミレーションして遊んでいる。
彼は、そのつど、今が非常時なのかそうでないのか、彼なりに判断して行動している。
もしかしたら、1歳になる前にもしていた事なのかも知れないですが。

写真の手押し車、彼のおもちゃです。Hちゃんパパの手作りなのだそう。完成度が高い、というより完璧な出来映えですきっと大事に大事に、てまひまかけて作られたのでしょう。家族の愛を感じました
オチビちゃんが良い子にしていてくれたので、大人2人でたっぷりとお喋りしました。食事の話とか、たべものやさんの話とか、Peace!!の話とか。私たちは昔から、食べ物の好みが近いのです

今日は初めて、Hちゃんの運転する車にも乗せてもらえたしとても楽しかったです。

夕方帰ってきたら、宅急便が届いていました。
以前旅行したときから気になっていた、某金物店(刃物店?)の流し缶です。2ヶ月くらい悩んで、とうとう取り寄せました。
すでに気付いていらした方も多いと思いますが、私は大きさの違うパウンド型でいつもケーキを焼いていました。なかなかピンと来るものがなかったのですが、見かけた時丈夫そうだし、これでケーキを焼いたら良いかもしれないと、ひらめいた?のです。
ほんとは、たまご豆腐とか、和食の寄せものとかを固めるためのものですけれど
明日、一度きれいに洗って、オーブンで空焼きして、試作してみます。
楽しみ楽しみ




赤毛のアン

2007-04-03 22:36:09 | インポート
久しぶりに、朝ゆっくりする時間があったので、ケーキを焼いていたら、TVでアニメの「赤毛のアン」が始まりました思わず見入ってしまう。

「赤毛のアン」 "Anne of Green Gables" は、子供の頃、1番の愛読書でした。村岡花子さん訳の、文庫を何回も何回も読んでいたのを覚えています。私が今、活字中毒ぎみなのも、「赤毛のアン」のおかげ??かも知れない。
ご存知の方が多いと思いますが(すごく簡単に書くと)
孤児のアン・シャーリーが、手違いからマシューとマリラ兄妹の家に引き取られ、立派に成長していく、というお話です。
小学生の私にとって、アンはこの上なく魅力的なヒロインでした。悲惨ともいえる生い立ちにもかかわらず、けっしてへこたれることなく明るく振舞う精神力。ちょっと悪めのルックスも徐々に魅力としていける知性。
美しい親友に、ちょっと気になるボーイフレンド。おいしいお菓子と、小さな失敗。アンにまつわる全てのものが、輝いているように感じたものです(記憶だけで書いているので、怪しい部分もあります。すみません)

きっと、アンが「ボーっとしてたら幸せになっちゃった」系じゃないから、こんなに愛されているのでしょう。いじけたり、癇癪を起こしたりしながら、でも努力して素敵な大人になっていく
元気が出そうだ、明日探し出して読み返そう。


さらに本の話ですが、「わたしを離さないで」"Never Let Me Go"  著者カズオ・イシグロ
が、凄い面白さ
読めば読むほどに驚愕の展開で、読むのをやめられないストーリーです。
一方で、私はこの小説で、「読み終わっちゃうのが惜しい!」と久々に思いました。

なんだか偉そうですがあんまり良かったので、ここに書きました。








黄砂

2007-04-02 23:55:23 | インポート
今夜の月は、ひどくボンヤリとしています。
友達のYとは、「黄砂のせいだろう」という事で落ち着きました。
偏西風にのって、ゴビ砂漠やら、タクラマカン砂漠からやってくるそうです。Yは花粉症と黄砂のダブルパンチで相当なダメージを受けていましたが、はるばるやってくる砂ですから、あんまり邪険にしちゃいけないというのはプラス思考すぎ??ホントに辛そうだったからね。

さっきまで「コメダ珈琲」(こちらのほうで、とてもはやっている喫茶店チェーン)で、喋りまくってきました。中学の頃からの友人ですが、私が東京に住んでいた事もあって、なかなか会えませんでした。
会えても、最近は私のかつての彼氏が一緒だったりでじっくり話せなかった。
でも、どれだけ時間が空いても、解りあえてる(と信じてる)友達とは、いつまでたっても同じ目線で話せてすごく嬉しい。
でも、彼女はもうしばらくすると、旅に出てしまうのです。必ず帰ってこいよー


工務店の方から、壁紙や防水シートなどのカタログを預かりました。早くも見積もりができてきて、もう、工事はワタシの準備次第1日刻みで何かしら進んでいってる気がします。
私がオープンを予定している日まで、お気楽に考えればまだ3ヶ月ちょっとあるのですが、きっと、ダッシュで過ぎていくのでしょう。

めちゃめちゃ眠い。本を読んで寝ます







すみれちゃん

2007-04-01 22:30:31 | インポート
(いつも、ろくなものを食べていないであろう)弟がお昼にやってきたので、母とキッチンを奪いあうようにご飯をしたくする。ほとんど「競作」って感じ。
私はパン二種類と、塩豚の味噌風味スープ。
ポトフみたいですけれど、少しだけお味噌をときました。
コレを煮ている横で、母がブリ大根を炊き始め、しまいには野菜の天ぷらまで!
今日のランチメニュー
ブリ大根
蓮根のきんぴら
野菜の天ぷら(大根おろしたっぷり)
そば粉のパン、イギリスパン
チーズとハム
塩豚の煮込み


この後で、おやつにコーヒーとパウンドケーキ
いくらなんでも食べすぎだろう!!
しかも、これ食べ合わせ的には大丈夫なんだろうか。
今もおなかいっぱい。

今日、野生のスミレ(って言うのかな??)を見つけました。
凄くちっこくて、でも背筋をしゃん、と伸ばしているような感じで、いくら見ても飽きません。

あんまり小さいので「石ころで囲いでも作ってあげようかしら」なんて母性が働きそうだったのですが、よく見たら周りもスミレだらけ。
小さすぎて、色が淡すぎて、景色と同化しちゃってたんです。
可憐でけなげな花だと思っていたら、意外とシタタカでした。