1週間前の掛川に続いて六本木ヒルズにて鑑賞。掛川よりも人が多い分賑やか。
作品がねむの木のアーティスト毎にまとめて展示され、人となりやエピソードを宮城まり子さん自身の言葉で語るパネル解説がある。そのため、絵を見るとは描かれているものを判別する行為なのではなく、作品の向こうにいる作者と対話する行為なのだということを強烈に実感する。
壁面は掛川とは一転真っ黒だ。しかしこれもまたいい。作品はみな「語る力」に溢れている。作品がそもそも持つ力に加えて、見せ方の良さがさらに作品の魅力を引き出し演出している。美術教師の仕事の大切なことの一つがここにあることを気付かせてくれるだろう。
図版もあったが、図版は会場のオリジナル作品が持つ力を百分の一も語らないかもしれない。もし教育や美術、美術教育に少しでも興味のある人は、相当な無理をしてでも六本木ヒルズや掛川の空間で直接見た方が良い。かけがえのなさとはどんなことなのか、人は何を大切にすべきなのかを教えてくれるだろう。
六本木ヒルズでの開催は7月1日まで、あと1週間だ。その後14日から米子市美術館に巡回する予定。機会を逃しそうな人は米子で是非。六本木ヒルズ会場は入場無料。
作品がねむの木のアーティスト毎にまとめて展示され、人となりやエピソードを宮城まり子さん自身の言葉で語るパネル解説がある。そのため、絵を見るとは描かれているものを判別する行為なのではなく、作品の向こうにいる作者と対話する行為なのだということを強烈に実感する。
壁面は掛川とは一転真っ黒だ。しかしこれもまたいい。作品はみな「語る力」に溢れている。作品がそもそも持つ力に加えて、見せ方の良さがさらに作品の魅力を引き出し演出している。美術教師の仕事の大切なことの一つがここにあることを気付かせてくれるだろう。
図版もあったが、図版は会場のオリジナル作品が持つ力を百分の一も語らないかもしれない。もし教育や美術、美術教育に少しでも興味のある人は、相当な無理をしてでも六本木ヒルズや掛川の空間で直接見た方が良い。かけがえのなさとはどんなことなのか、人は何を大切にすべきなのかを教えてくれるだろう。
六本木ヒルズでの開催は7月1日まで、あと1週間だ。その後14日から米子市美術館に巡回する予定。機会を逃しそうな人は米子で是非。六本木ヒルズ会場は入場無料。