Hei!(「ヘイ」って読んで「やあ」って意味)~義務教育世界一の秘密

義務教育世界一の国の教師養成の実態を探る旅。フィンランドの魅力もリポート!その他,教育のこと気にとめた風景など徒然に。

せとうち美術館サミット

2017年12月18日 | アート・動画
昨日神戸行の行き先はここ、兵庫県立美術館だった。安藤忠雄氏の設計だとか。なるほどと頷くデザインだ。




実は本州四国連絡高速道路株式会社の支援を得て、瀬戸内海沿岸に在する美術館がネットワークをつくっている。せとうち美術館ネットワークという。

[リンク(下線クリック):せとうち美術館ネットワーク

せとうち美術館ネットワークについては、次の通り説明されている。

「瀬戸内企業である当社のCSR(企業の社会的責任)的事業として美術館や博物館など、文化芸術施設をネットワーク化し、本四道路および周辺の道路を活用した交流・沿線地域の活性化、こどもの美術鑑賞教育の普及を図ること等を目的に平成20年10月に6施設より発足し、現在では65施設で構成されています。」

簡単に言えば、瀬戸内沿岸地域で有名どころの美術館はたいていこのネットワークに入っている。例えば、大原美術館、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、平山郁夫美術館などなど。。。広島市内にある広島県立美術館,ひろしま美術館,広島市現代美術館,それから呉市ではあるが大和ミュージアムもメンバーだ。

実はこのネットワークに、アドバイザーとして関わらせてもらっている。その年次総会が行われるというので今回出席したのだ。

昨日は,特別講演として、沖縄科学技術大学院大学研究員 佐二木 健一氏が『沖縄の伝統陶芸「やちむん」に学ぶ幸せのヒント』を、東京国立近代美術館主任研究員 今井 陽子氏が『「+」から「×」へ:こどもと一緒に工芸鑑賞』をお話しくださった。満員となった講堂で、工芸をキーワードとした、科学と子ども論の学際が非常に刺激的だった。お二人は、恐らくこれから斯界をそれぞれ牽引されるだろうと確信した。

その後、ANAクラウンプラザホテル神戸に場を移して、せとうち美術館サミット。

驚くような会場だったぞ。

懇親会では各界各氏との懇談を楽しみ、明朝の用事のため少し早く神戸を後にした。充実した一日、有り難し。
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