【レコード紹介#78】Nicole"Happiness"

こんばんは っす。
…ついでで行った もつ焼き屋のコトだけ書いて、珍屋というレコード屋で買ったレコードについては
書かぬまま 立川を訪れて１ヶ月近く経ってしまってますね。
てなワケで 遅れ馳せながら件のお店で買った中からご紹介。

Nicole"Happiness"(1989年)

１コ前のレコード紹介の Nocera"Summertime,Summertime"と同じく、Arthur RussellのSleeping Bag
からリリースされた音源です。
NY産♀声初期ハウスで、"Summertime～"に 楽曲のエディットで参加をしているChep Nunezによる
Chep's Club mix(実質Main mix。及びそのRadio ver.)と、２種類のダブヴァージョン(Beat Junky Dub、
Organic Dub)、ゴッドファーザー・オブ・ハウス、Frankie Knucklesによるリミックス＆ダブを収録。
vo.を務めるNicole嬢については 調べても詳細分からなかったのですが、裏ジャケの写真の感じだと
彼女もヒスパニック系なのかな。




ほぼ全てのヴァージョンで使用されている コロコロとしたシンセのリフが、シンセベース、オルガン、
当時のリズムマシーンの音色、と ベタな音作りがされている中、際立って聴こえて曲のキモになってますね。

フランキー師匠仕事は "The Whistle Song"(1991年)以前ながら この時点で既にフルート使いが冴えていて
イイですな。

そんな、ハウス黎明期のモノはシカゴ産のに偏って聴いてた身には、同時期のNY産のもチェックしてみて
損は ないなーという気にさせられる一枚です。