P印良品

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

【CD紹介#118】Plug"Back On Time"

2013-01-25 21:28:13 | Music
去年の暮れに 紹介しそびれてたのを消化出来た、とか 言っておきながら…しそびれているのを忘れちゃってたのが
あった のに気づきました(確認不足)…。

ってんで 購入から1年経ってようやっと

Plug"Back On Time"(2012年)

をご紹介します。
2011年にLuke Vibertが 実に15年ぶりで発表したPlug名義での音源。つっても 新録ではなく、本作を配給した
Ninja Tuneのオフィスで発見された音源(DATテープ)が 世に出た、というコトなんだそうな。
思春期に聴いた "Drum'n'Bass For Papa"に魅了され倒して以来、自分にとって Luke Vibertは特別なアーティスト
で、中でもハマる契機となったPlugへの 思い入れたるや…!!なモンで、本作のリリースが アナウンスされた時は
まぁー アガりました!!そして 発売程なく購入(そのクセ 今日までココで取り上げず…)。

未発表曲集なのもあって、まんま(そりゃそうだ)"Drum'n'Bass For Papa"な音で、彼の ユーモアを感じさせる
ブレイクビーツ・ミュージックを愛してやまない身としては堪らない っす。
個人的に好きなのは #2、ソウルフルな♂Vo.を使った"Feeling So Special"、声ネタ使いが冴え渡った#4
"No Reality"、タイトル曲 #7"Back On Time"("Apache"ネタ!)辺り です。

ブレイクビーツのピッチを上げ、切り刻んで組み替える手法で作られたビートに、ラウンジーなウワものを載せる
コトで、Drum'n'Bassから 身体性(爆音で聴いて 踊ってなんぼ)を取っ払って、代わりに脳を揺らす音に、という
発明-Squarepusher、Richard D. Jamesらに多大なる影響を与えることになる-が成された当時の記録として
重要な盤、であるのとともに、今聴いても色褪せるコトがない音なので コレは必聴かと!

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