P印良品

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

【CD紹介14】Solu Music"Affirmation"

2006-02-12 11:46:44 | Music
2コ前の記事でTom&Joyceが、Francois K.のフックアップ(Wave Musicからのライセンス
リリース)によって人気に火が着いたコトに触れましたが、もう1コ同様のケースとして、
Howie CaspeとDano Nathansonによるプロジェクト、Solu Musicについても書いておこうかな、と。
そんなワケで今回は彼らの初Album、

Solu Music featuring Kai Martin"Affirmation"(2005年)

を取り上げます。
上手く訳せないんで英文ママで引っぱりますが、"to release music that you feel rather than just listen to"
というミッションを掲げてるだけあって、彼らの楽曲にはこぅ胸にグッとくる何かがありますね。
Albumの大半を歌モノが占めてますが、#4"I Feel"のようなVo.無しのモノまで全編ひたすらメロウで
「癒し系」ならぬ「浸し系」の1枚。
と、言っても意外にこのテの音にしてはテンポが速めの曲が多く(例えば#3"Can't Help Myself"や
#11"This Time"。)、フィジカルな快楽もキチッともたらしてくれます。

と、ココで話を件のライセンス盤、"Fade"へ移します。


※コチラ、オフィシャルのMVとのコトです。Grant Nelsonによるremixから作ってるのと、
映像が相まって 大元と大分違う所へ来ちゃってます。

Waveが配給源になったことで多くの人の耳(から胸の奥深いトコ)へ届くことになった
この曲、本っ当に大名曲です。
彼らがプライオリティーを置く美しいメロディーを 女性vo.Kimbleeが歌い上げ、トラックは
ダンスミュージックとしての(求められる)機能性を持ち、かつ音楽的。
良過ぎて、Solu Music自身この曲を超えるモノを作るのに相当 苦労している模様。
図らずも、その後の活動の命題が「"Fade"超え」になってしまった、と。
で、結局 超えられたの?どーなの?ってトコはAlbum聴いて各自判断して下さい。
その時は、日本版にはボートラとして"Fade"が収録されてますが、何分ショートカットされて
しまってるんで、是非フル尺のを聴いてやって下さい。
昨年リリースの"Joyride"というコンピに収録されてますんで。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿