１月３１日（木） ようやく 撮ったど～！ キクイタダキ

　”キクイタダキ”（全長10センチ　日本で最小の鳥）

　私にとっての初物です。
ここ何日か探している鳥がある、といっていて空振り続きだった目的の鳥です。

　正確には半月以上前から探していて、これがもとで腰にきてダウンもしてしまいました。

　フィールドでお会いする先輩方からは、悪戦苦闘している私が目立つ存在になりかけていました。（なっていました）。

　今日は意を決して、先輩に午後からご同行させていただくことをお願いし、ものの十数分もしないうちに発見できました。

　”えむえふ”さん本日はありがとうございました。

キクイタダキ

　”ホバリングもしています”

　バードウォッチングの基本は先ず探せること。
このことを痛いほど感じた半月間でした。

　人の写真は気楽に見ますが、ホバリングを撮るなんてもってのほか。
カメラが向けられない。ピントが迷ってる。タハハ！の連続でした。

　一枚だけホバリングと認められる写真がありました。

　今日の写真は、工場でいえば初ロット。これからの精進を見守ってください。

　フィールドでご指導いただいた”えむえふ”さん、そして”fujio”さんありがとうございました。
　　

これも初物 コジュケイ

　今日はもう一つ初物がありました。
コジュケイです。

　一回目発見した時は狭い通路の少し奥の藪の中で、ガサガサ音がしているのを見つけました。

　動きからしてもうすぐ通路に出てくるはず。
じっと固まって、満を持してカメラを構えていたら、あっという間にすごいスピードで反対側の藪に入ってしまうではありませんか。この鳥の習性を勉強しました。

　これは二回目に会った時、比較的通路の幅が広かった為ダメモトで追い写ししてみました。証拠写真です。

コジュケイ

ミソサザイ

　これは初ではありませんが、これまでで一番近いミソサザイです。
画面上下は原版のままです。

ミソサザイ

　日本一小さい鳥に、これまでで一番エネルギーを使うとは皮肉です。

　この鳥を追いかけている時に限って目の前にメジロ、ルリビタキ、コゲラがいい形で現れ、ついそちらにレンズを向け見失ってしまう。

　貧乏人の典型みたいな自分に気づいた一日でした。でも今日は記念日。

１月３０日（水）

　”ウグイス”

　午前中２時間と決めて鳥探しをしましたが探し物は今日も空振り。
収穫はウグイスだけ。

気分を変えて

　空振り続きなので午後、フィールドを変えターゲットも変えることにした。
初めての場所だ。

　河川敷の広大な耕地。堤防と空の風景だけでもけっこういいものです。

又も空振り

　カメラマンは沢山居ましたが、昨日は見られたという時間になっても待ち鳥現れず。

　遅い時は５時近くに出たなどと話していますが、今日は駄目みたいと皆帰り始める。

　

同じ空振りでも

　午前中探した鳥は小さいので、見つからないと自分が未熟だから、と落ち込みます。

　しかしこういう広大な場所では、見られない時は誰もが見られない。
これは落ち込まない。皆さんと話をしながら和気あいあいと帰路に着きました。

　チョウゲンボウ。タゲリの群れの通過が見られました。

１月２９日（火） 鉛色の空 石神井公園

　”ユリカモメ乱舞”

　夕方人に会う約束があった。
そんな時早めに近くまで行き写真を撮るのが私の行動パターンだ。

　石神井公園が比較的会う場所に近かったので二時間くらい前に自宅を出た。
駅を降りるとほほにポツリと雨があたる。天気予報を信じて傘は持ってこなかった。そのまま公園へ。

　カモがいる筈の池の真ん中が真っ白だ。ユリカモメではないか。
今日は天気が悪いので散歩カメラだけにした。

ユリカモメ

　餌をもらえると思っているのか、あまり逃げようとしない。
細い木道の両側の手すりにぎっしりと止まり、ヒッチコックの「鳥」状態。

　女性など通って良いものか怖がっている。行けばふわっとよける程度に逃げる。

釣り糸の絡んだハト

　池のほとりのレストランの従業員が、釣り糸の絡んだハトの糸を解いている。
水鳥に餌をやっているときハトが飛んできたものだという。

　この人たちはこんなことはもう何度もやっているという。
でもこんなにひどいのは初めてだと言う。

　糸は骨にまで達していて、裁縫鋏を持ってきても解くことができない。
もう片方の足も絡まっていてこちらは指が２本しかない。

　結局全部は解けず。少しは楽になったでしょうと離さざるを得なかった。
いつの間にか六、七人がここを取り囲んでいた。

　私は釣りを愛する人として心が痛かった。
私は使えなくなった糸は、手にぐるぐる巻きにした後。ワッカ部に鋏を入れて１０センチ以下の長さにした後袋に入れて捨てている。

野外ステージに立つ

　観客がいない野外ステージに立ってみた。
ステージの円の模様が、妙にここに立つことに緊張感を与える。

本日休業

　三宝寺池にある、茶店と呼びたいようなこの店に、大昔に一度だけ入ったことがある。
その当時とこのたたずまいは変わっていない。

　撮るものもないし、人もいないし、寒いし。
時間つぶしに暖かいおでんでも食べようかと寄ってみたら。
店は閉まっていた。