”乗鞍岳 剣ヶ峰と雪渓の夏スキー”
7月11日。
最高に歩いても、雪渓のスキーを上から見下ろせる場所までと決めていた。
時間的にも体力的にもちょうど良いくらいだ。
普段は8月に来ているので、
こんなに雪の沢山残っているのを見るのは初めてです。
↓
”乗鞍岳 剣ヶ峰と雪渓の夏スキー”
7月11日。
最高に歩いても、雪渓のスキーを上から見下ろせる場所までと決めていた。
時間的にも体力的にもちょうど良いくらいだ。
普段は8月に来ているので、
こんなに雪の沢山残っているのを見るのは初めてです。
↓
16時5分の最終の一本前のバスに乗りたい。
急いでお花畑脇を突っ切ってバス停に急ごう。
最近は気持ちはあっても体がついて行かないので不安だった。
急な下りを降り切って、時間の目途がついて一安心。
↓ リュックも背負わずこんな格好で乗鞍に来たのは初めてだ。
↓ ショウジョウバカマ。 ちょっと時間の見通しが立ったのでまた撮り始めた。
16時5分発のバスで畳平を下りる。
この雪渓下のバス停でスキー客を乗せた。
バスのトランクにスキーを積み込むので時間がかかる。
今日は臨時バスが出て、スキーの人は皆前のバスに乗った。
この日の宿をどうするか。上る前に考えねばならなかった。
土曜日で、いつもの宿はどこもいっぱいだった。
何ならそのまま帰っても良いと思っていたが、
バス停横の観光案内所で聞いたら、
バス停すぐ近くの安い宿が空いていた。
"富士見岳西山腹 ハイマツと青空”
7月11日。
畳平のバス停に降りて、
散策を始めたのは午後一時を回っていた。
バスは一時間に一本、終バスは17時5分だ。
正味3時間あれば撮れるものは撮れているだろう。
ライチョウに会えないかな。 それは一番の願い。
↓ ハクサンイチゲ
↓ イワツメクサ
↓ ハクサンシャクナゲ
”ホシガラス”
ギャッと鳥の声がした。
雪渓に近いハイマツのあたりだ。
「あっ、ホシガラス、1羽じゃない」。
こういう背景が一番ピントが合いにくい。
頼むよ、合ってくれ。
ホシガラスは4羽ほどいた。
雪渓の上にも出た。
かつてはライチョウも出た場所だ。
もっと早い時間に気が付いていれば粘ったかも知れない。
”お花畑 遠望”
7月11日。
イケイケで、短時間でもと乗鞍へ来てしまった。
ところがすぐ困ったことが起きました。
行っても霧ヶ峰高原くらいの気持ちで来たので、
リュックサックを持っていない。
私は肩掛けのずだ袋。
カミさんに至ってはビラビラの手提げの袋だけだ。
小さなショルダーバックを掛けてカメラを持って
へんてこな山歩きスタイルになってしまった。
木道のお花畑はもっとも疲れなくて時間の使える場所です。
まだちっと花には早いのは遠目でも分かりましたが、
「熊が目撃されましたので、ただ今お花畑は進入禁止になっております」。
との放送が流れたのです。
木道の分かれ道の所に係員が立って、入れないようにしています。
やがてカランカランという音がこだまして、パイプ状の鐘を鳴らしながら二、三人の
係員が木道を一周。 そのあと人が歩いている姿が見えました。
”乗鞍エコーラインを行く”
ヘアピンカーブの急坂を、
ハイブリッドバスはエンジンがあえぐでもなく、
静かな音で、バスのスプリングの揺れを、
いちいち全身で確かめるように揺れて上って行く。
7月11日。旅の二日目。
昨日の予想しなかった好天気にすっかり気を良くした。
今日も好天気と言う。 親戚はチョイと顔出しして、さてどこへ。
「乗鞍へ行く」。 「今から?」。
そうです、ここは思いつきで行くところではありません。
今から行ったら着くのは午後。もったいない。
でもこの天気を逃すのももったいない。
かくして、バスターミナル12時発でバスの人に。
畳平バス停には1時頃着いた。
鶴ケ池。思ったより雪も水も少なかった。
ゆっくり散策始まりです。
↓ 遠くに北アルプス槍ケ岳が見えます。
↓ 少し上がると北アルプスがだいぶ見えてきます。(カミサン作マーク)