ポジフィルムで眠っていたスイスの旅。
デジタル複写で再び日の目を見ました。最終回です。
”宗教改革記念碑”
旅の最終日。ジュネーブの空港近くのホテルでした。
飛行機のフライト時間の夕方まで自由時間。
間違えない様に必死になって路線バスに乗って、
レマン湖のほとりまで来ました。
社会科の教科書で暗記物だった宗教改革。
これだけの大きな像を見せられると、実際にあったんだ。
すごいエネルギーを使った出来事だったんだと実感します。
ここはジュネーブ大学の敷地内だそうです。
”サンピエール大聖堂”
多分合っていると思います。
歩いた範囲が非常に狭いので、地図で見るとここしかありません。
スイスを飛び立って、イギリスのヒースロー空港で大分待たされた。
日本に直行し始めたのは夕方だった。
東に向かって飛ぶのだから、夜がどのように開けていくのか興味があった。
闇夜の暗さがいつ訪れるのかと外を気にしていたが、
あまり暗くならない内にまた明るくなって来た。
日本上空です。 場所は特定できません。
山並み、緑の分量、道の感じと集落のありよう。
日本だな。旅の夢はここまで。現実に戻った瞬間でした。
長い間ご覧いただきありがとうございました。
「間違えてあのロープウェーへ乗らないで下さいね」。
「イタリアへ行ってしまいますから」。
ガイドさんの言葉を思い出す。
↑ ロープウェーを一本降りました。 街まではもう一本乗ります。
↓ シャモニーのホテルかと思っていましたが、午後にはもうジュネーブでした。
旅の８日目。旅のメインは終わりました。 後は帰る時間調整みたいなものです。
”グランドジョラスと針峰群”
グランドジョラス４，２０８ｍ。この風景は圧巻です。
翌年の年賀状はこの写真でした。
わっ、こちらに向かって来る。この傾斜、この人たち何考えてるの、と思っちゃいました。
テラスの一角に行ったら、この場所は登山口にもなっているんですね。
引き続き展望台からの風景を何回か続けます。
マッターホルン、ユングフラウ。スケールの大きな風景を見てきましたが、
ここの風景は高さと言い、迫力と言い、かなりのものです。
”モンブラン頂上”
柔らかな丸みを持った山の頂上がモンブランのピークです。
フランス側から見ると女性的に見えますが、イタリア側からは険しい山容だそうです。
展望台を行ったり来たり。
雲が動いたり、切り取り方を変えると、いくらでもシャッターが切れてしまいます。
同じカットの羅列になるもしれませんがご勘弁を。
