詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

2008年03月01日 | Weblog
目を閉じると
ふるさとの山並みがみえる
聳えたつ残雪の羊蹄山が
ひときわすくっと

こころの奥深く
ひそやかに花開いては
散っていった早春の花々たち

そんな青空の真下で
きみは例えようのない
気高い白い花

ぼくだけのために咲いた
残雪よりもひときわ白い
エーデルワイスの花


カラスが墓の上に

2008年03月01日 | Weblog
カラスが墓の上にとまって
ぼくを待っていた
カラスもひもじいのかもしれない
「飴と焼酎しかないよ」と言うと
たちまち飛んでいってしまったが

日本人の嫌いな鳥ベスト3は
カラスと雀と鳩だという
どれも
ぼくの大好きな鳥なのに

カラスほど賢い鳥はいない
巣の子供を守るために
人間を襲うことも辞さない
なんと家族思いの鳥なのか

雀ほど可愛い鳥はいない
北海道の山奥でも
内地での朝の目覚めも
いつも雀のさえずり

鳩は
ほっぺたが落ちるくらい
とても美味しいというのに・・

日本人は
ほんとに見る目がない