僕の十数年来の持論はー沖縄とアイヌ民族の「民族自治権」だ。それすらも日本が認めないのなら、独立しかないのではと思う。
先住民族(インディジェネラス・ピープル)の定義については国際機関で合意をみている。いわゆる「マイノリティ権利宣言」(1992年国連総会採択)、「先住民族条約」(ILP第169号条約、1989年採択)のことだ。
これらの国際的合意によれば、少数民族と先住民族の共通点として、被支配的な地位にあること、独自の文化的特徴を有する集団であること、その基準では自己規定が重要となること、を挙げている。違いについては、先住民族は、植民地支配などの不当な強制力によって合意もなく一方的に国家によって統合されたため、国際法上の民族として完全な権利、自決権を保持しているとされている。この定義にしたがえば、琉球・沖縄民族、アイヌ民族は日本列島の先住民族であり「民族自決権」を有しているといえる。
紀元前に成立した「孟子」までは、儒教の徳目は仁義礼智の四つしかなく、それらのいずれもが為政者の徳目であり、この四つに、新たに信という正直さが加わったのは漢以後だとされている。(殷に滅ばされた商の人々が、商人として中国全土や日本にも到来)
現在の法治国家日本では、それに付け加えて大事なのは、「遵法」ではないかと思う。多くの権力や特権をもつがゆえに、憲法・法律を守って手本を示すべきなのに、悪い手本ばかりを見せつけている政治家・官僚・公務員・企業官僚・宗教界の遵法と正直さこそが今最も求められているのではないかと思う。
正直さの欠けた言葉は、ただの雑音に過ぎない。そしてさらに人の上に立つ人間には、正直さに加えて、徳というものがなければならないと思う。これらは、私利私欲しか考えない人間にはないものねだりだろとは思う。
徳は、若い頃から自分を無にして他者や仕事への感謝の気持ちと奉仕のために自分を訓練してきた人に初めて備わるものではと思う。そんな人をこそ、企業での管理職や、この国の政治的指導者として選ばなければならない。
先住民族(インディジェネラス・ピープル)の定義については国際機関で合意をみている。いわゆる「マイノリティ権利宣言」(1992年国連総会採択)、「先住民族条約」(ILP第169号条約、1989年採択)のことだ。
これらの国際的合意によれば、少数民族と先住民族の共通点として、被支配的な地位にあること、独自の文化的特徴を有する集団であること、その基準では自己規定が重要となること、を挙げている。違いについては、先住民族は、植民地支配などの不当な強制力によって合意もなく一方的に国家によって統合されたため、国際法上の民族として完全な権利、自決権を保持しているとされている。この定義にしたがえば、琉球・沖縄民族、アイヌ民族は日本列島の先住民族であり「民族自決権」を有しているといえる。
紀元前に成立した「孟子」までは、儒教の徳目は仁義礼智の四つしかなく、それらのいずれもが為政者の徳目であり、この四つに、新たに信という正直さが加わったのは漢以後だとされている。(殷に滅ばされた商の人々が、商人として中国全土や日本にも到来)
現在の法治国家日本では、それに付け加えて大事なのは、「遵法」ではないかと思う。多くの権力や特権をもつがゆえに、憲法・法律を守って手本を示すべきなのに、悪い手本ばかりを見せつけている政治家・官僚・公務員・企業官僚・宗教界の遵法と正直さこそが今最も求められているのではないかと思う。
正直さの欠けた言葉は、ただの雑音に過ぎない。そしてさらに人の上に立つ人間には、正直さに加えて、徳というものがなければならないと思う。これらは、私利私欲しか考えない人間にはないものねだりだろとは思う。
徳は、若い頃から自分を無にして他者や仕事への感謝の気持ちと奉仕のために自分を訓練してきた人に初めて備わるものではと思う。そんな人をこそ、企業での管理職や、この国の政治的指導者として選ばなければならない。