詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

春山を満喫

2008年03月25日 | 日記
春山を満喫だった。山菜はヨモギくらいしかなかったけど、桜がちらほらだった。岩魚が一匹気持ちよさそうに泳いでいた。堰と堰の間のわずか十メートル四方(深さ1メートルくらい)の水溜りなのに、どうやって生き延びてこられたんだろか?写真にとったけどたぶん写ってないと思う。あとで確認して写っていたらアップすることに。

堰に腰掛けて足をブラブラ
十メートルもの高さの堰に腰掛けて
足をブラブラさせていると
そのすぐ下を
痩せこけた岩魚が一匹すいすい
堰と堰との間の
十メートル四方もない水溜りを
行ったり来たり
こんな一メートルの深さもない所で
どうやって生き延びてきたんだべか

空には
春の雲が ふんわりふんわり
あちこちの尾根尾根では
山桜が ちらほら

春の息吹につつまれて
足はブラブラ堰の上
読んでた文庫「寺山修司歌集」を置いて
堰の端っこの塊をみると
まるでコロコロの猿のウンチ

今度は
サマーベッドと折りたたみ椅子を
持ってやってこよう
朝から 夜まで
本を読み疲れたら
堰の水溜りの岩魚と
頭の上を行過ぎる雲と
風とを見上げていよう