詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

雨の日には

2008年03月13日 | 日記
雨の日には
いつも決まって
学校を休む友達がいた

雨の日には いつも
ずぶ濡れになりながら
山へと行きたくなってしまう僕だった

雨に打たれながら思うのは
樹々や 山並みや
動物や 鳥たち
そして
ぼくもまた 生きてる
きみたちの仲間なんだと感じた

雨の日に
物思いにふけってる
森が好きだった

そぼ降る雨に打たれながら
優しい歌を
ぼくのために歌ってくれたきみを
いつまでも忘れられない

メバル (煮付けが最高!)

2008年03月13日 | 日記
メバル (煮付けが最高!)
子供時代
北海道のあちこちを点々と転校したけれど
友達が見事なくらいできなかった
11歳の頃
海辺の町に転校してからも
しばらくはそんな状態だった

学校図書館から失敬した町史を片手に
アイヌ語の地名の場所を
探険するのに飽きない毎日だった
漁船がぽつんと置かれた浜沿いや
5・6メートの波の跡が刻まれた
縄文海進期の頃の波打ち際を

けれどそんなぼくにも
たった一人の友達ができた
休みになると毎日
M君が釣りにへと誘いにくるM君だった
魚なんて一度も釣れた覚えがないのに

泥鰌だけは沢山獲れた
ぼくが網を持つ役で
M君が追いこむ役で
「父さんが蒲焼が好きなんだ。全部もらってもいいかな?」
「うんいいよ」
なんだかすがすがしい
帰り道の海一面の夕焼けだった

ある日曜日には
彼の美しい母親や幼い妹たちと一緒に
堤防の上から
北海道ではガヤというメバル釣りに行った
釣り糸の先の餌には
ガヤがわんさかと集まってるのに
一向に釣れる気配がない

それを見ていたM君の母親が呟いた
「この子智恵遅れなんです。これからも仲良くしてやってね」
『しらなかった・・』

毎年会いにゆく、まだ子供の朴の木

2008年03月13日 | 日記
ぼくには毎年何度も訪れる木がいる。三年前に初めて出会った時は、地上10センチからずっぱりと切られていて、カラカラに死んでいた樹だった。

それから、そこを訪れる度に抱きしめて「がんばれって生き返れよ!」と・・いつも抱きしめてやっていた。

そのせいか、なんとか生き返った朴の木の子供。先日も久し振りに訪れたら・・切り口のすぐ真横から沢山の新しい枝が!こんどリンク集のデジカメ写真集にアップしておくことに。

北海道の七不思議 &「冷蔵庫」

2008年03月13日 | 日記
さっきもニュースでやっていたけれど、以前の炭鉱地帯には、まるで切り取られたように、きっりとした正方形に陥没した場所が多い。以前の坑道が陥没したものだろうと言われている。
七不思とはちと違うけど、冷蔵庫の詩をー

    冷蔵庫

世の中がだんだん
冷蔵庫みたいになってきちまった
腐りきって賞味期限切れの
政治家や官僚や企業官僚だらけの冷蔵庫

きみがあの世へと去っちまってから
この世は
ますます冷蔵庫

それでも 
ぼくのふるさと北海道では
冷蔵庫は暖房代わりだったけど

ウンチや性器が頻出だけど、下品な本とは違う!「ウパシクマーアイヌ民族の伝承の智恵の記録」樹心社

2008年03月13日 | 日記
ウンチの話で突然思い出したけど・・お産の際にオシッコをかけられるのはざらだという。たまにはウンチや強力ガスも!それで産科医へのなり手が少ないのかもしれないなー。女性が出産を機に痔になりやすいのも、現代日本の出産方法がわるいからだという。(踏ん張りやすいように肛門を脱脂綿等を当て足指でしっかり押さえなければという。

黒木監督の名作「祭りの準備」にもそんなエピソードが。若き日の竹下景子さんのヌードや濡れ場シーンには、色気よりも・・

表題の本はー
アイヌの助産婦&超能力シャーマンさんの貴重な記録で、特に超能力愛好家と女性には素晴らしい本だとおもう。出産や、女性ホルモンについてや、美しくなるための・・日本列島北半分の先住民アイヌ民族の智恵がちりばめられている。

《動物で薬になるのは熊と鹿、一番だ。ほかないわ・・
やっぱり内臓さ。内臓どこにでも利く。肋膜(結核)でもなんでもきくわ》