15歳の修学旅行以来
阿修羅像が
仏像や彫刻の中でいちばん好きだった
宮澤賢治の
「おれは修羅なのだ」という宣言も・・
新緑の森で
春の雨に濡れながら
この世界の半分は
いつだって
ぼくのものだったのだったなと思う
樹々だって
川に向かっておしっこをしてる
野良犬だって
ぼくやきみとおんなじ
懸命に生きてる生き物だ
いつだって
残りの半分は
きみらのもので
その残りの半分は
殺されてゆくぼくらのもの
涙を流しながら
歯を食いしばって
殺されていった
あらゆるものたちの命は
これから死んでゆかねばならない
きみらの運命であり
ぼくの語るべき詩でもある
阿修羅像が
仏像や彫刻の中でいちばん好きだった
宮澤賢治の
「おれは修羅なのだ」という宣言も・・
新緑の森で
春の雨に濡れながら
この世界の半分は
いつだって
ぼくのものだったのだったなと思う
樹々だって
川に向かっておしっこをしてる
野良犬だって
ぼくやきみとおんなじ
懸命に生きてる生き物だ
いつだって
残りの半分は
きみらのもので
その残りの半分は
殺されてゆくぼくらのもの
涙を流しながら
歯を食いしばって
殺されていった
あらゆるものたちの命は
これから死んでゆかねばならない
きみらの運命であり
ぼくの語るべき詩でもある