詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

初めての物語(3) F氏

2010年08月16日 | 
ぼくの配属されたのは
グループ内での税金隠しと裏金作りと
リストラのための会社だった

毎年グループ内で
機械ラインや設備やらが入れ替えられて
設備投資の補助金をもらう
ある年などには数十億円かけて
工場の塗装だったりする
(エライさん連中がどれだけ懐に入れたもんやらとしばらく社員の間の話題だった)

リストラに関しては
後半は母の介護で介護休暇等で休みがちだったが
会社へ戻るたびに知り合いがいなくなり
中高社員や女子社員が
芝生に一列に並ばされてゴミ拾いという異様な光景を目にして
このF氏にそのわけを聞いたら
「これで会社を止めなかった奴は今まで皆無だ」
事務所の入り口やトイレへの扉の前にも
どこか同グループの違う会社から社員たちが

彼らを指差しながら
F氏やもっと上の上司が言う
「あいつらはアカだからな。あいつらと話したらお前もアカとみなされるぞ」

そんな煉獄みたいな会社の誰もが
「あいつは会社の犬だろう」というのが二人いて
それがずっとぼくの上司だったF氏と
手帳にあれこれと書き込みながら歩くので
すぐ会社の犬とわかるN課長だった

いつも以前の会社での
管理職というのを利用しての強姦や不倫が自慢のF氏は
会社の犬にしては微妙な立場だったのかもしれない
社長の車を点検修理するぐらいなのに
首切りの実績で最後は重役にまで駆け上った工場長とは
たぶん演技なのか・・仲の悪い振りをしていた

ただ特許を沢山持つぼくらのボスの許で
新規開発や製品メンテナンスの中心だったのがF氏だったので
社長直属の犬だったのかもしれない

疲れた日の・・金運上昇間違いなしの汚い夢

2010年08月16日 | 日記
疲れてる? ブログネタ:疲れてる? 参加中
本文はここから
二十歳前後にくらべると、毎日疲れすぎてて、眠り姫みたいにいつまでもベッドから起きたくない。

受験勉強の頃は、土曜日が待ちどおしかった。徹夜で勉強できるので。
その後入社した会社でも、夜勤残業で半日働いた後に、疲れも眠気も全然ないので・・その後海水浴場やパチンコへということも多かった。

いまはもう元気がいいのは、夢の中でだけ。
昨日の夢は、キャンプ場や別荘のある海辺の避暑地の夢。

なんでもクジラを見るのが目的らしい。(ふるさとではいくらでも見られるのに・・)
テントを張ってると(悪い方の意味じゃなく・・)
じっとそれを見つめてるとても可愛い娘。
「ここはちょっと危険かもな・・お嬢さん」

朝目覚めると、えらくやかましい聞きなれた声が聞こえる。
テントから顔を出してみると、なんと道の真ん中に官総理大臣が。
誰彼かまわずに、「よろしく!」。
(こんな所まで来て自分を売り込みたいのか、可哀想に・・)

それから木々の間のトイレへと。
しかし、いくら拭いても拭いても、ウンチがべったりだ。
おかしいな・・とトイレットペーパーを見つめると、トイレットペーパーの間から、程よい硬さのウンチがぽろぽろと落ちてくる。

相当に金運が上昇したに違いない。